Google の検索結果からコンテンツを削除するには

2011年5月12日木曜日

サイトを運営していると、Google の検索結果からコンテンツを削除する必要に迫られることがあるかもしれません。本来インデックスに登録させるべきでない非公開データや、個人情報を誤って掲載させてしまった場合などです。「ホームページから情報は消したものの、検索するといつまでも検索結果に表示されて困っています」というお問い合わせもいただきます。

検索結果からこうしたデータを削除するには、通常弁護士を通す必要はありませんし、書類などを郵送する必要もありません。手続はすべてオンライン上でご自身の手で完了させることができます。

そこで今回は Google の検索結果からコンテンツを削除するための手続 をご紹介します。


Google の検索結果から記事・コンテンツを削除する方法

Google の検索結果から記事・コンテンツを削除する方法は、あなた自身が削除したい記事が掲載されているサイトの所有者であるかどうかによって、手続が変わってきます。

まずはサイトの所有者(記事・コンテンツの所有者)である場合の削除方法から説明します。

1. サイトの所有者の場合

削除手続は、削除したいものによって手順が変わってきます。まず代表的な例として、検索結果のキャッシュを削除したい場合の方法を説明します。

ページから該当箇所を削除すると、変更内容は、Google が次にサイトをクロールしてインデックスを更新したときに Google の検索結果から削除されます。しかし、クロールされるまでは元のコンテンツが Google のキャッシュに残っているため、検索結果に表示され続ける場合があります。このような場合には、キャッシュされているページを検索結果から削除するようリクエストすることで、キャッシュから削除されるまでの時間を短縮することができます。詳しい手順や注意事項につきましては、ヘルプ記事「 ページをキャッシュから削除する 」をご参照ください。ページやサイトを検索結果から削除したい場合は、「 Google の検索結果からページやサイトを削除する 」をご参照ください。また、以前掲載したブログ記事「 Google のインデックスからコンテンツを削除する方法 」には、誤解しやすい点も含めて robots.txt やメタタグの使い方について誤解しやすい点も含めて詳しく説明していますので、ぜひご一読ください。

また、あらかじめ Google にインデックスさせないための方法としては、パスワードをかける方法や、noindex メタタグと robots.txt を使って制御する方法などがあります。この詳しい手順はヘルプ記事「 Google の検索結果に表示されないようにする 」をご参照ください。

2. サイトの所有者ではない場合
  1. まずはコンテンツが掲載されているサイトの所有者に連絡を取り、ページから該当箇所を削除するようにお願いしてください。
  2. ページから該当箇所が削除されましたら、次は Google のインデックスのキャッシュを取り除くため、 URL 削除ツール から削除リクエストを送信します。
詳しい手順は、ヘルプ記事「 Google の検索結果からページやサイトを削除する 」の「サイト所有者/ウェブマスターでない場合」やブログ記事「 Google のインデックスからコンテンツを削除する方法 」の「自分の管理下にないコンテンツの削除依頼」をご参照ください。
※この処理は数週間かかる場合もあります。

何かご不明な点や問題がありましたら、Google が運営している公式ヘルプフォーラム、 ウェブマスター ヘルプ フォーラム へご質問をお寄せください。

2014/3/17 更新
リンク先や手順を更新しました。