2010 年 3 月 3 日(水曜日)
わかりやすいタイトルタグを使用している Google ウェブページはいくつ存在するでしょうか。description meta
タグを使用していますか。見出しタグは使用しているでしょうか。常にユーザーを第一に考える一方で、Google のプロダクトで SEO の調整を行うことはできますか。ここに挙げたのは、Google の SEO レポートカードで回答をお示しする質問のほんの一部です。
Google の SEO レポートカードは、Google のプロダクト チームに対して、シンプルかつ承認されている最適化手法を使用して、自社のプロダクトに関するページの改善方法を提案する取り組みです。こうした最適化の目的は、検索エンジンがページのコンテンツを理解することをサポートすることだけでなく、サイトにアクセスするユーザーの利便性を高めることも目的としています。404 の無効なリンクの修正、URL 選択の簡素化、わかりやすいタイトルやスニペットの追加といった簡単なステップで、ユーザーと検索エンジンの両方に対してメリットをもたらすことができます。また、プロジェクトの開始当初から、レポートカードを一般公開して、他の企業やウェブマスターの皆さまがレポートから学習できるようにする必要があると考えました。このレポートには、Google のプロダクト ページから直接取得された多数のサンプルが掲載されています。
このプロジェクトでは、異なる 100 種類の Google のプロダクトについて検討し、一般的な 12 個の最適化カテゴリを対象に効果を測定しました。プロジェクトの今後のイテレーションでは、Google プロダクトのウェブページや国際的なウェブページについても詳細に検証することを考えています。先月、Google 内でレポートカードをリリースし、それ以降、多くのチームがアクション カードへの対応や計画を行っています。
Google の SEO レポートカードが有効に活用できるものであることをご確認いただけましたら幸いです。フィードバックをお寄せいただける場合はぜひ、以下のコメント欄、またはウェブマスター セントラル ヘルプ フォーラムからお寄せください。また、ご自身の SEO の調整を行うことを希望される場合は、開始にあたって SEO 初心者向けガイドをご覧になることをおすすめします。