アフィリエイトを導入されているウェブマスターの皆さまへ

2011年6月20日月曜日

アフィリエイト プログラム を利用した、いわゆるアフィリエイト サイトは今では広く普及しており、多くのサイトが効果的にアフィリエイトを活用しています。しかし、中にはアフィリエイト プログラムが提供したコンテンツしかないようなアフィリエイト サイトも多く見受けられます。Google の ウェブマスター向けガイドライン には、「アフィリエイト プログラムに参加している場合は、サイトを訪れるユーザーにとって価値のある内容であることを確認する。 独自性や関連性があるコンテンツ を提供して、サイトにアクセスする目的をユーザーに提供します。」といった記述があり、ご自身のサイトがガイドラインに違反しているかどうか気になる方もいるかもしれません。そこで、本日はどのようなアフィリエイト サイトがガイドラインに違反するか、具体的に考えてみたいと思います。

アフィリエイト サイトには様々なサイトがあり、独創性にあふれるコンテンツの中にごく一部分アフィリエイト リンクを掲載しているようなサイトもあります。しかし一方で、アフィリエイトによる宣伝の部分 がなければまったく中身がなくなってしまうようなサイトもあります。このようなアフィリエイト プログラムが提供したコンテンツしかないようなサイトは、ガイドラインに違反している可能性が高いといえるでしょう。なぜなら、そのようなサイトはアフィリエイト先のページで得られる情報以外に何の付加価値もユーザーに提供していないからです。

中にはユーザーに付加価値を提供するためではなく、ガイドライン違反をなんとか回避しようと、わずかにテキストを追加するケースも見られます。例えば、こんなサイトです。


このような短いエントリーが商品ごとに数十、数百も登録されたブログを見かけたことはありませんか?このようなテキストは誰でも(たとえその商品についてよく知らなかったとしても!)簡単に作成できるテキストであり、独自コンテンツがこれだけの場合、ユーザーにとって有益であることは少ないでしょう。こうしたサイトが長く Google の検索結果で上位表示されることはほとんどありません。アフィリエイトを利用し、検索結果にも表示させたい場合は、一度ユーザー目線でサイトを見直し、ユーザーが繰り返し訪れるようなサイトを目指しましょう。そのためにはまず、他のサイトにはない独自コンテンツを考えてみることをお勧めします。

では独自コンテンツを作るにはどうすればいいでしょうか。ここで独自コンテンツの作り方はこうです、とご紹介するのはなかなかの難問です。なぜなら誰でもたやすく作れるものが、価値ある独自コンテンツであり続けることは稀だからです。ですが、まずはあなたの専門性の高い領域について、他のサイトではまだ取り上げられていない情報や切り口を探してみてはいかがでしょうか?また、もしあなたが専門家でなかったとしても、たとえばあなたが宣伝するその商品の、あなた自身の体験談を写真付きでまとめてあれば、それは立派な独自記事です。あなたの記事を参考にして、あなたに感謝する人も出てくることでしょう。

もし皆様の周りに今回ご紹介したような独自性の少ないアフィリエイト サイトを作っている方がいましたら、ぜひこのブログ記事をご紹介ください。ご意見・ご感想は、 ウェブマスター ヘルプフォーラム までお寄せください。