バッチジョブのグループ フィルタの一覧表示

AdGroupCriterion.listing_group または AssetGroupListingGroupFilter のコンテキストでリスティング グループ フィルタを使用する場合は、統合を設計する際に考慮すべきいくつかの考慮事項があります。

バッチ分割

広告グループ条件またはアセット グループのリスティング グループのフィルタを含むバッチジョブ内のオペレーションが Google Ads API サーバーに送られると、バッチジョブ内のオペレーションは複数のサブバッチに分割されます。なお、バッチジョブの標準オペレーションとは異なり、リスティング グループのフィルタ オペレーションを含む各サブバッチはアトミックに処理されます。

リスティング グループ フィルタを含むバッチジョブをサブバッチに分割する方法は、次の要因によって決まります。

  1. リスティング グループのフィルタの種類
  2. リスティング グループ フィルタの対象となる AdGroupCriterion または AssetGroup
  3. オペレーションの順序

オペレーションをグループ化する際は、次の点に注意してください。

  • 同じ AssetGroup をターゲットとするすべての連続する AssetGroupListingGroupFilterOperation オペレーションは、アトミック サブバッチにグループ化されます(部分的な失敗の動作はありません)。
  • 同じ AdGroup をターゲットとする listing_group を含むすべての連続する AdGroupCriterionOperation オペレーションは、アトミック サブバッチにグループ化されます(部分的な失敗の動作はありません)。
  • その他の連続するオペレーションはすべて、アトミックでないサブバッチにグループ化されます(部分障害動作)。

次の図は、このコンセプトを示しています。グレーのボックスは、Google Ads API を使用して送信されたバッチジョブを表しています。グレーのボックス内で、個々のオペレーションは色分けされて、Google Ads API サーバーが作成するサブバッチを表しています。各灰色のボックス内のオペレーションの順序は、オペレーションがバッチジョブに追加される順序に対応しています。

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制限事項

バッチジョブのコンテキストでリスティング グループのフィルタを操作する場合は、次の制限が適用されます。

  • listing_group を含み、同じ AdGroup をターゲットとする 1 つの AssetGroupListingGroupFilterOperation オペレーションのバッチは、長さが 20,000 オペレーションを超えることはできません。ただし、オペレーション数は 10,000 以下にすることをおすすめします。
  • 同じ AssetGroup をターゲットとする 1 つの AssetGroupListingGroupFilterOperation オペレーションのバッチは、10,000 オペレーションを超えることはできません。
  • これらの条件のいずれかに違反すると、バッチジョブ全体が失敗します。