データセット用データドリブン スタイル設定(プレビュー版)の利用を始めるための手順は次のとおりです。
API キーを取得して API を有効化する
データセット用データドリブン スタイル設定(プレビュー版)を利用するには、請求先アカウントが関連付けられた Cloud プロジェクトを用意し、Maps JavaScript API と Maps Datasets API の両方を有効化しておく必要があります。詳しくは、Google Cloud プロジェクトをセットアップするをご覧ください。
マップ ID を作成する
新しいマップ ID を作成するには、クラウドのカスタマイズに記載されている手順に従います。地図のタイプは [JavaScript] に設定し、[ベクター] オプションを選択します。
地図をインスタンス化する際に、mapId
プロパティでマップ ID を指定します。表示するデータセットに関連付けられた地図スタイルに対応するマップ ID を指定してください。
const position = new google.maps.LatLng(40.75, -74.05); const map = new google.maps.Map(document.getElementById('map'), { zoom: 11, center: position, mapId: 'YOUR_MAP_ID', });
新しい地図スタイルを作成する
地図のスタイルを新規作成するには、地図のスタイルを管理するの手順に沿ってスタイルを作成し、先ほど作成したマップ ID にスタイルを関連付けます。
地図の初期化コードを更新する
データセット用データドリブン スタイル設定(プレビュー版)を使用するには、以下のように、インライン ブートストラップ ローダをアプリケーション コードに追加して、まず Maps JavaScript API を読み込みます(API script
タグで v=beta
を使用)。
<script> (g=>{var h,a,k,p="The Google Maps JavaScript API",c="google",l="importLibrary",q="__ib__",m=document,b=window;b=b[c]||(b[c]={});var d=b.maps||(b.maps={}),r=new Set,e=new URLSearchParams,u=()=>h||(h=new Promise(async(f,n)=>{await (a=m.createElement("script"));e.set("libraries",[...r]+"");for(k in g)e.set(k.replace(/[A-Z]/g,t=>"_"+t[0].toLowerCase()),g[k]);e.set("callback",c+".maps."+q);a.src=`https://maps.${c}apis.com/maps/api/js?`+e;d[q]=f;a.onerror=()=>h=n(Error(p+" could not load."));a.nonce=m.querySelector("script[nonce]")?.nonce||"";m.head.append(a)}));d[l]?console.warn(p+" only loads once. Ignoring:",g):d[l]=(f,...n)=>r.add(f)&&u().then(()=>d[l](f,...n))})({ key: "YOUR_API_KEY", v: "beta", // Use the 'v' parameter to indicate the version to use (weekly, beta, alpha, etc.). // Add other bootstrap parameters as needed, using camel case. }); </script>
地図の capabilities をチェックする(省略可)
データセット用データドリブン スタイル設定には、マップ ID が必要です。マップ ID がなかったり、渡されたマップ ID が無効だったりすると、データ対象物を読み込めません。トラブルシューティング用のステップとして、mapcapabilities_changed
リスナーを追加して、地図の capability の変化を把握することも可能です。これによって、次の条件が満たされているかどうかを確認できます。
- 有効なマップ ID が使用されていること。
- マップ ID がベクター地図と関連付けられていること。
地図の capabilities の使用は任意で、テスティングやトラブルシューティング、あるいはランタイム フォールバック用としてのみ推奨されます。
// Optional: subscribe to map capability changes. map.addListener('mapcapabilities_changed', () => { const mapCapabilities = map.getMapCapabilities(); if (!mapCapabilities.isDataDrivenStylingAvailable) { // Data-driven styling is *not* available, add a fallback. // Existing feature layers are also unavailable. } });