従量課金制の価格設定
Maps JavaScript API は従量課金制の料金モデルを採用しています。
従量課金制モデルでの使用量と請求額の仕組み
- Google Maps Platform API は、SKU 単位で課金されます。
- 使用量の追跡はサービスの SKU 単位で行われますが、API にはサービスの SKU が複数含まれているものもあります。
- 使用料金は、SKU 使用量に使用 1 回あたりの料金を掛けて算出されます。
- Google Maps Platform でクレジット対象の SKU をご利用の場合は、請求先アカウントごとに毎月 200 ドル分のクレジットがそれらの SKU に自動的に適用されます。
詳しくは、Google Maps Platform の課金についての記事と Google Maps Platform のレポートについての記事をご覧ください。
Maps JavaScript API の料金
従量課金制の料金モデルでは、JavaScript の地図の読み込みとパノラマが別々に課金されます(詳しくは、マップ、ルート、プレイスの料金の Dynamic Maps と Dynamic Street View の部分をご覧ください)。
SKU: Dynamic Maps
マップ ID の有無にかかわらず、Maps SDK for Android を使用して読み込まれた地図を表示するアプリ。
月間使用量 (地図の読み込みあたりの価格) |
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0.007 米ドル (1,000 回あたり 7.00 米ドル) |
0.0056 米ドル (1,000 回あたり 5.60 米ドル) |
使用量に応じた料金をお問い合わせください |
地図のパン、ズーム、地図レイヤの切り替えなど、ユーザーが地図上で行った操作では追加の地図の読み込みは発生しません。
SKU: Dynamic Street View
ストリートビュー パノラマと地図の読み込みは個別に請求されるようになりました。動的ストリートビュー パノラマは、Maps JavaScript API、Maps SDK for Android、または Maps SDK for iOS のアプリでパノラマ オブジェクトをインスタンス化するたびに課金されます。
月間使用量 (1 パノラマあたりの価格) |
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0.014 米ドル (1,000 回あたり 14.00 米ドル) |
0.0112 米ドル (1,000 回あたり 11.20 米ドル) |
使用量に応じた料金をお問い合わせください |
パノラマ オブジェクトのインスタンス化は、次の場合に発生します。
- JavaScript:
google.maps.StreetViewPanorama()
クラスまたはMap.getStreetView()
メソッドを使用した場合。ストリートビューのペグマン コントロールを使用する組み込みのストリートビュー機能と、StreetViewService()
クラスの使用については課金されません。 - Android:
StreetViewPanoramaFragment
クラス、SupportStreetViewPanoramaFragment
クラス、StreetViewPanoramaView
クラスのいずれかを使用した場合。関連するonCreate()
メソッドが呼び出されるたびにパノラマがカウントされます。 - iOS:
GMSPanoramaView
オブジェクトを使用した場合。
JavaScript サービスの料金
JavaScript サービスの料金は別途請求されます。詳細については、サービスの使用量と料金のページをご覧ください。
- ルートサービス -- Directions API の使用量と請求額
- 距離行列サービス -- Distance Matrix API の使用量と請求
- 高度サービス -- Elevation API の使用量と請求額
- ジオコーディング サービス -- Geocoding API の使用量と請求額
- ストリートビュー サービス -- Street View API の使用量と請求額
- プレイス ライブラリ -- Places API の使用量と請求額
その他の使用量上限
1 日あたりのリクエスト数(QPD)の上限は撤廃されましたが、Maps JavaScript API には、以下の使用量上限が引き続き適用されます。
- 1 分あたり 30,000 回のリクエスト(QPM)。
- IP アドレスごとに 1 分あたり 300 回のリクエスト(QPM)。Google Cloud Console では、この割り当ては「ユーザーごとの 1 分あたりの地図の読み込み回数」と呼ばれます。
利用規約による制限
使用条件の詳細については、Google Maps Platform 利用規約のライセンス制限に関するセクションをご覧ください。
使用料金を管理する
Google Maps Platform API の使用料金を管理するには、課金対象の API へのすべてのリクエストで 1 日あたりの割り当て上限を設定します。
Maps JavaScript API の割り当て上限を表示または変更する手順は次のとおりです。
- Cloud Console で、[Google Maps Platform の割り当て] ページを開きます。
- [API] プルダウンをクリックし、[Maps JavaScript API] を選択します。
- [リクエスト] カードまでスクロールして、割り当て上限を表示します。
割り当て名と上限の一覧の表が表示されます。 - 割り当て上限を変更するには、その制限の編集アイコンをクリックします。
表示されたダイアログの [割り当て上限] フィールドに、1 日の課金対象の割り当て上限(Google により指定されている場合、その割り当て上限以下)を入力して、[保存] をクリックします。
API の使用が課金対象の割り当て上限に達した日は、その日が終わるまでアプリケーションは API にアクセスできなくなります。