Protobuf の実装

PHP で使用できる実装は 2 つあります。

  1. C: Protobuf PHP 拡張機能を使用するため、パフォーマンスが向上します。
  2. PHP: 実装が容易な google/protobuf PHP パッケージを使用します。

可能であれば C の実装を使用することをおすすめしますが、セキュリティや技術的な制約による制限などにより、PHP が必要になる場合があります。

PHP 実装は、Composer の他の googleapis/gax-php 依存関係と同様に自動的にインストールされますが、C 実装がインストールおよび構成されていない場合にのみ、ランタイムに使用されます。

C 実装

Protobuf PHP 拡張機能をインストールして構成するには:

  1. コマンドラインから sudo pecl install protobuf を実行します。
  2. php.ini ファイルに extension=protobuf.so 行を追加します。

PHP の実装

C 実装が無効になっており、googleapis/gax-php ライブラリのすべての依存関係がインストールされていることを確認します。

  1. php.iniextension=protobuf.so 行をコメントアウトします。
  2. 作業中のプロジェクトの composer.json ファイルを含むディレクトリから composer install を実行します。composer.json で、google-ads-php または依存関係として必要とするプロジェクトを指定する必要があります。

どの実装が使用されているかを確認する

php -i | grep protobuf を実行します。

  • でない場合は、C 実装を使用しています。
  • それ以外の場合は、C 実装を使用しておらず、Google Ads API PHP ライブラリは PHP 実装に依存します(Composer を使用して正しくインストールされている場合)。