Google Ads API に対するリクエスト、レスポンス、サマリー メッセージは、独自のカスタムロガーまたは Perl 用のクライアント ライブラリのデフォルト ロガーで記録できます。
ログレベル
ライブラリは、さまざまなタイプのイベントをさまざまなログレベルに記録します。正常に完了した API レスポンスでは、サマリーが INFO
に、リクエストとレスポンス全体が DEBUG
にそれぞれ記録されます。API エラーの原因となったリクエストについては、概要メッセージが WARN
に、リクエストとレスポンス全体が INFO
に記録されます。
ログタイプ | ログ名 | 成功レベル | 障害レベル |
---|---|---|---|
概要 | Google.Ads.GoogleAds.Summary | 情報 | WARN |
詳細 | Google.Ads.GoogleAds.Detail | デバッグ | 情報 |
部分的なエラーの場合、部分的なエラーの詳細が DEBUG
に記録されます。
設定
クライアント ライブラリは、すべてのロギング目的でカスタムクラスを使用し、GoogleAdsLogger モジュールを通じて公開されます。このクラスは、概要ロガーと詳細ロガーの両方が HOME
ディレクトリの下の logs
フォルダにある相対ファイルに記録するデフォルト構成を提供します。ただし、HOME
ディレクトリに log4perl.conf ファイルを指定することで、デフォルト構成をオーバーライドできます。
ロギングは、次の方法で有効または無効にできます。
両方のロガーのロギングを有効にします。
Google::Ads::GoogleAds::Logging::GoogleAdsLogger::enable_all_logging();
サマリー ロギングを無効にします。
Google::Ads::GoogleAds::Logging::GoogleAdsLogger::disable_summary_logging();
詳細ロギングを無効にします。
Google::Ads::GoogleAds::Logging::GoogleAdsLogger::disable_detail_logging();
GoogleAdsLogger
クラスのメソッドを直接使用して、リクエストのロギング方法をさらに細かく制御できます。