ソースから Java 用クライアント ライブラリをビルドする

Maven 経由でクライアント ライブラリを使用することをおすすめします。また、リリース ページと Maven 中央リポジトリでバイナリ ディストリビューションも提供しています(詳しくは、クイックスタート ガイドをご覧ください)。ただし、後述のビルドプロセスを使用してライブラリを自分でビルドすることもできます。

クライアント ライブラリは Gradle でビルドされます。依存関係は Maven Central リポジトリからダウンロードされます。

Java 開発キットをインストールする

ライブラリをビルドするには、JDK 1.8 以降が必要です。このガイドでは、Java がマシンにインストールされていることを前提としています。

Gradle を使用したビルド

付属の Gradle ラッパーを使用することをおすすめします。現在のバージョンについては、gradle/wrapper/gradle-wrapper.properties をご覧ください。Gradle を別途インストールする必要はありません。

ライブラリをビルドする

  1. このプロジェクトを任意のディレクトリにクローンを作成します。URL の .git 接尾辞は省略可能です。

    git clone https://github.com/googleads/google-ads-java.git
    
  2. google-ads-java ディレクトリに移動します。

    cd google-ads-java
    
  3. 次のコマンドを実行して、ライブラリとサンプル プロジェクトのスナップショット バージョンをビルドします。

    ./gradlew build
    
  4. クライアント ライブラリをローカルの Maven リポジトリにエクスポートします。

    ./gradlew publishToMavenLocal
    

ローカル Maven リポジトリでクライアント ライブラリを使用する

ビルドとエクスポートが正常に完了すると、クライアント ライブラリのアセットはローカル リポジトリ(通常は ~/.m2/repository/com/google/api-ads/google-ads/)から Maven/Gradle で使用できるようになります。ビルドしたばかりの SNAPSHOT バージョンの依存関係を、後続のプロジェクト ビルドファイルに追加します。バージョンは gradle.properties で定義されます。