Maps SDK for Android ユーティリティのセットアップ

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このページでは、Maps SDK for Android ユーティリティ ライブラリをセットアップし、ライブラリに含まれるデモアプリを実行する方法について説明します。

前提条件と注意事項

Maps SDK for Android ユーティリティ ライブラリは、Android API レベル 15 以上をサポートしています。プロジェクトのビルド対象を設定するときには、必ず最新の Android API レベルを使用してください。

リファレンス ドキュメントは GitHub で入手できます。

ステップ 1: Maps SDK for Android ユーティリティ ライブラリをインストールする

アプリの build.gradle.kts ファイルに以下の依存関係を追加します。

dependencies {


    // Utility Library for Maps SDK for Android
    // You do not need to add a separate dependency for the Maps SDK for Android
    // since this library builds in the compatible version of the Maps SDK.
    implementation("com.google.maps.android:android-maps-utils:3.8.2")
}

ライブラリにあるいずれかのユーティリティを使用します(マーカー クラスタリングヒートマップ、またはその他のユーティリティなど)。

ステップ 2: (省略可)Maps SDK for Android ユーティリティ KTX ライブラリをインストールする

Maps SDK for Android ユーティリティ ライブラリには、対応する Kotlin 拡張機能(KTX)ライブラリが含まれています。このライブラリでは、拡張関数や名前付きのデフォルトの引数などの Kotlin 言語機能を利用できるため、簡潔でわかりやすい Kotlin を記述することが可能です。Kotlin で開発していない場合は、この手順を省略できます。

このライブラリを使用するには、アプリの build.gradle.kts ファイルに、android-maps-utils 依存関係のほか、以下の依存関係を追加します。

dependencies {

    // KTX for the Maps SDK for Android Utility Library
    implementation("com.google.maps.android:maps-utils-ktx:5.1.1")
}

このライブラリについて詳しくは、Maps KTX GitHub ページをご覧ください。

ステップ 3: Maps SDK for Android ユーティリティ ライブラリのソースコードを表示する

ユーティリティ ライブラリはオープンソースであるため、android-maps-utils ライブラリをマシンにダウンロードしてカスタマイズしたり、デモアプリを確認したりできるほか、単にライブラリの仕組みを把握したい場合にも役立ちます。これを行うには、リポジトリを複製するか(推奨。自動アップデートを受信できます)、zip ファイルをダウンロードします。ライブラリをカスタマイズする場合は、リポジトリをフォークする必要があります。

リポジトリには、以下のものが含まれます。

  • デモ アプリケーション。demo ディレクトリにあります。
  • ユーティリティのライブラリ。library ディレクトリにあります。
  • ライセンス、制作者、readme 情報を含む各種ファイル。
  • Android Studio で使用するための Gradle ビルド設定。

ユーティリティ デモアプリを実行する

ユーティリティ ライブラリの GitHub リポジトリには、各ユーティリティのサンプル実装を含むデモアプリが付属しています。Android デバイスでデモアプリを実行する手順は、以下のとおりです。

  1. 上記のいずれかのオプションを使ってリポジトリをダウンロードします。
  2. Android Studio で、[File] > [New] > [Import Project] を選択します。
  3. ユーティリティ ライブラリのクローンを作成したときに生成された android-maps-utils ディレクトリを参照して選択(ダブルクリック)します。Android Studio でプロジェクトがビルドされます。
  4. エミュレータではなく Android デバイスを使用している場合は、必ずデベロッパー モードを有効にしてください。 次に、Android デバイスをコンピュータに接続します。
  5. 次のような 1 行を local.properties に追加します。

    MAPS_API_KEY=YOUR_API_KEY

    YOUR_API_KEY は、API キーを使用するの説明に沿って取得した API キーです。

  6. デモアプリをビルドして実行します。

Android デバイスでアプリが開き、クラスタリング、PolyUtil、ヒートマップなどのユーティリティのリストが表示されます。また、アプリリストにも Maps Utils Demo という名前でアプリが表示されます。