Cloud ベースのマップのスタイル設定の概要

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緑の公園に囲まれた青いレーニア山を表す表現豊かな地図

Google Cloud コンソールの Google Maps Platform には、Cloud ベースのマップのスタイル設定機能があります。クラウド スタイリングを使うと、地図のスタイルを変えるたびにアプリケーションのコードを更新する必要がなくなり、ユーザーに合わせて roadmap の利便性をカスタマイズできるようになります。JavaScript、iOS、Android のアプリケーションに表示される道路地図上の対象物について、色や表示 / 非表示を指定した地図スタイルを作成できます。詳しくは、roadmap をご覧ください。

Cloud ベースのマップのスタイル設定を使うメリット

Cloud ベースのマップのスタイル設定を使用すると、より情報量が多く有用な地図を作成できるうえ、従来よりも簡単に地図を更新できます。

  • 地図上の対象物の種類が多い: 4 つのカテゴリに分類された約 100 個の地図上の対象物をカスタマイズできます。スポットにはエンターテイメント、レクリエーション、サービスなどの対象物があり、それぞれに複数の子対象物も含まれています。たとえば、サービスの分類には ATM、銀行、ガソリン スタンド、トイレなどが含まれます。この一覧リストについては、地図でスタイル設定が可能な要素をご覧ください。
  • さまざまな方法で地図をカスタマイズできる: Cloud ベースのマップのスタイル設定を使用することで、以前よりも簡単かつ直感的に地図のスタイルを設定できます。最近の更新により、以前は地図の対象物に利用できなかったラベルとジオメトリを使って、基本地図のデザインをさらに細かくコントロールできるようになりました。たとえば、観光名所やレストラン、レクリエーション施設、救急サービス、小売店などに適用されるラベルをカスタマイズできます。
  • 初回使用後の地図の読み込みが高速に: 地図のスタイルがダウンロードされてキャッシュされる初回使用の後は、地図の表示、パン、ズームが速くなります。
  • 地図のスタイル エディタのインターフェースが改善: 地図の設定で、地図スタイルのプロパティ(建物やランドマークのスタイル、スポットの密度レベルなど)を定義できます。スタイル設定可能な要素が 1 つのパネルにすべて表示され、カスタマイズする際に地図エリアが見やすくなります。また、直感的にわかりやすいカテゴリと(表示は開閉可能)、必要な対象物を絞り込んでリストできるフィルタ ボックスが追加され、地図の対象物が見つけやすくなりました。

Cloud ベースのマップのスタイル設定でできること

Cloud ベースのスタイル設定では、次のことができます。
  • コード不要のスタイル エディタを使用する: 目標やブランディングに合ったスタイルを、コーディングなしで作成してプレビューできます。
  • コードを変更せずにスタイルを変更する: マップ ID を割り当てると、コードを変更しなくても地図のスタイルに変更を加え、ドラフトとして保存してテストできます。
  • さらに多くの地図上の対象物のスタイルを設定する: 道路、建物、水域、スポット、交通機関のルートなど、さらに多くの地図上の対象物の公開設定と色を変更できます。

Cloud ベースのマップのスタイル設定の仕組み

地図のスタイルは、Google Maps Platform Cloud コンソールで保存、編集します。マップ ID を使用して Cloud コンソールに地図のスタイルがリクエストされて、その後アプリケーションに適用されます。複数のマップ ID を同じ地図スタイルに関連付けることができるため、複数のアプリケーション プラットフォーム全体で同じ地図を表示できます。

マップ ID を使った JavaScript、iOS、Android の各アプリケーションで、同じ地図スタイルが使われることを示すグラフィック

Cloud ベースのマップのスタイル設定の使い方

1 開始する [利用を開始してセットアップする] に移動して、チュートリアルを確認します。
2 Cloud ベースのマップのスタイルを作成する 地図のスタイルを作成して使用するをご覧ください。
3 地図のスタイルをマップ ID に関連付ける アプリケーション タイプに応じたマップ ID を作成するか開いて、地図のスタイルを割り当てます。 他のプラットフォームのアプリケーション用に追加のマップ ID を作成して、同じ地図スタイルを割り当てることができます。詳しくは、スタイルでマップ ID を関連付ける、または削除するをご覧ください。
4 マップ ID をアプリケーションに追加する 地図では、そのマップ ID に関連付けられた地図スタイルが使用されます。詳しくは、地図にマップ ID を追加するをご覧ください。
5 オンラインで地図のスタイルを調整する 地図のスタイルを変更する必要が生じた場合は、クラウド スタイリングで編集します。詳しくは、スタイルを更新するをご覧ください。
6 変更した地図スタイルを公開する 更新準備ができた地図のスタイルを公開すると、アプリケーションに新しい地図スタイルが表示されます。詳しくは、地図のスタイルを公開するをご覧ください。

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