セッション トークンは、予測入力検索でのユーザーのクエリと選択フェーズを、請求処理のために個別のセッションにグループ化します。
セッション トークンを作成する
ユーザーは、セッションごとに一意のセッション トークンを生成する責任があります。バージョン 4 の UUID を使用することをおすすめします。
例
ユーザーがクエリを入力すると、キーを数回打つごとに(1 文字ずつではなく)予測入力リクエストが呼び出され、候補のリストが返されます。ユーザーが結果リストから選択を行うと、その選択がリクエストとしてカウントされ、検索中に行われたすべてのリクエストがバンドルされて 1 つのリクエストとしてカウントされます。ユーザーが場所を選択すると、その検索クエリは料金なしで利用できます。料金が発生するのは、場所データ リクエストのみです。セッションの開始から数分以内にユーザーが選択を行わなかった場合は、検索クエリのみが課金されます。
アプリの観点から、このイベントフローを検証してみましょう。
- ユーザーがクエリの入力を開始し、「Paris, France」を検索します。
- アプリはユーザー入力を検出すると、新しいセッション トークン「トークン A」を作成します。
- ユーザーが入力を始めると、API が数文字ごとに予測入力リクエストを実行し、各々に新しい候補結果のリストを表示します。
"P"
"Par"
"Paris,"
"Paris, Fr"
- ユーザーが選択を行うと:
- このクエリによるすべてのリクエストはグループ化され、「トークン A」で表されるセッションに 1 つのリクエストとして追加されます。
- ユーザーの選択は Place Detail リクエストとしてカウントされ、「トークン A」で表されるセッションに追加されます。
- セッションが終了し、アプリは「トークン A」を破棄します。
オートコンプリート リクエストに対する課金方法については、使用量と課金をご覧ください。