このチュートリアルでは、道路網をハイライト表示する地図のスタイルを作成して使用する手順を説明します。
地図のスタイルを作成して公開し、使用できるようにする。
マップ ID を作成して接続し、アプリとウェブサイトでスタイルを使用できるようにする。
マップ ID をアプリとウェブサイトに追加して、アプリで地図のスタイルを使用できるようにする。
ステップ 1: 地図のスタイルを作成して公開する
スタイル設定のプレビュー版にオプトインする
Google Maps Platform に移動し、[地図のスタイル] を選択します。必要に応じて、プロジェクトを選択または作成します。
[スタイルを作成] を選択します。
上部の [オン] を選択して、Cloud ベースのスタイル設定を新しいプレビュー版に変更します。
道路網のスタイルを設定する
ページの下部にある [スタイル エディタで開く] を選択します。
[設備や機能の種類] で、[インフラ]、[道路網] の順に選択します。
右側にポップアップ表示されるパネルで [ポリライン] の下の [塗りつぶし] で、[色] チェックボックスをオンにします。
明るい色を選択します。色を変更すると、[塗りつぶし] ボックスが自動的にオンになります。
[ストロークの太さ] で、スライダーをドラッグしてストロークの太さを「5」に設定します。
地図上でズームインとズームアウトを行い、変更の効果を確認します。階層の比較的上位にある地図対象物を選択したため、その下位にあるすべての道路タイプに変更が継承されます。
地図のスタイルを保存して公開する
右上の [保存] を選択します。
[地図のスタイルの保存と公開] で、地図のスタイルの名前と説明(省略可)を入力します。
[保存] を選択します。地図のスタイルが保存され、公開されます。
ステップ 2: マップ ID を作成して接続する
マップ ID を使用すると、アプリとウェブサイトで地図のスタイルを使用できるようになります。スタイルの変更は公開時に反映されるため、ソフトウェアまたはアプリの更新は必要ありません。
マップ ID を作成する
Google Maps Platform で [マップ管理] を選択します。
画面上部の [マップ ID を作成] を選択します。
マップ ID の名前と、必要に応じて説明を追加します。
地図のスタイルを使用する場所に応じて、マップ ID の地図の種類を選択します。
ページの下部にある [保存] を選択します。マップ ID が作成されます。
マップ ID を地図のスタイルに接続する
[関連付けられている地図のスタイル] で、上記で作成した地図のスタイルを選択します。
[保存] を選択します。これで、マップ ID が地図のスタイルと関連付けられました。
ステップ 3: マップ ID をアプリまたはウェブサイトに追加する
公開した地図のスタイルにマップ ID が関連付けられたので、この ID をアプリまたはウェブサイトに追加して、想定どおりに機能するかどうかをテストしましょう。
マップ ID の追加について詳しくは、マップ ID を地図に追加するをご覧ください。
次のステップ
次に以下を試してみましょう。
スタイルを更新する。地図のスタイルに変更を加えて公開すると、変更内容がアプリとウェブサイトに自動的に反映されます。公開前に変更内容をテストする場合は、地図のスタイルの更新をテストするをご覧ください。
地図対象物の階層を使用して、目的のスタイルを効率的に設定する。 たとえば、高位の地図対象物([地勢] > [土地])のスタイルを設定すると、「土地」に関連するすべての下位の地図対象物にスタイルが継承されます。それから、異なるスタイルにする子地図対象物だけにカスタム スタイルを設定します。