ルート マトリックスを計算する際は、マトリックス内のルートの通行料を考慮することをおすすめします。一部の都市では、ルートの通行料の概算を適切な通貨で計算できます。
ルートの通行料金を取得するには、ルートの通行料金を計算するをご覧ください。
サポートされている通行料の場所の一覧については、TollPass のリファレンスをご覧ください。
ルート マトリックスの通行料の例
次の例では、computeRouteMatrix
メソッドを使用して、通行料パスを使用した場合の推定料金とともに、ルートの通行料情報を返します。
通行料情報の計算を有効にするには、
extraComputations
配列フィールドをTOLLS
に設定します。車両のタイプと通行料パスのタイプは、リクエストの出発地のウェイポイントの
routeModifiers
フィールドを使用して指定します。返される通行料金は、指定された車両タイプとパスで使用される料金に基づいています。複数のパスが指定されている場合は、最も低価格の料金が返されます。レスポンス フィールド マスクを使用して、レスポンスで通行料情報を返すメソッドを構成します。ルート全体の情報を返すには、
routes.travelAdvisory.tollInfo
を指定します。
ルート マトリックスの通行料金情報のリクエスト
curl -X POST -d '{ "origins": [ { "waypoint": { "location": { "latLng": { "latitude":42.340173523716736, "longitude":-71.05997968330408 } } }, "routeModifiers": { "vehicleInfo":{ "emissionType": "GASOLINE" }, "tollPasses": [ "US_MA_EZPASSMA", "US_WA_GOOD_TO_GO" ] } } ], "destinations": [ { "waypoint": { "location": { "latLng": { "latitude":42.075698891472804, "longitude": -72.59806562080408 } } } } ], "travelMode": "DRIVE", "extraComputations": ["TOLLS"] }' \ -H 'Content-Type: application/json' \ -H 'X-Goog-Api-Key: YOUR_API_KEY' \ -H 'X-Goog-FieldMask: originIndex,destinationIndex,travel_advisory.tollInfo,duration,distanceMeters,status' \ 'https://routes.googleapis.com/distanceMatrix/v2:computeRouteMatrix'
ルート マトリックスの通行料情報のレスポンス
レスポンスには、TollInfo(REST)または TollInfo(gRPC)オブジェクト内の通行料に関する情報が含まれます。
通行料情報を返すメソッドを構成するには、レスポンス フィールド マスクを使用して、マスク内の travelAdvisory.tollInfo
フィールドを設定します。
[ { "originIndex": 0, "destinationIndex": 0, "status": {}, "distanceMeters": 150338, "duration": "5382s", "travelAdvisory": { "tollInfo": { "estimatedPrice": [ { "currencyCode": "USD", "units": "4", "nanos": 400000000 } ] } } } ]