Google Workspace アドオンで Gmail を拡張

多くのメールの目的は、受信者に特定のタスクや目標(カレンダーの予定の追加、フォームへの入力、予約、その他のアプリケーションの使用など)を実行させることです。ただし、受信者はそれ以上プロンプトを表示せずにタスクを完了する必要があり、多くの場合、手動で多数の手順を実施する必要があります。

Google Workspace アドオンを使用してこれらのタスクを自動化することで、ユーザーの時間と労力を節約できます。ユーザーが Gmail でメッセージを読んだり作成したりする際、Google Workspace アドオンは、インタラクティブなカスタマイズされた UI を表示できます。この UI では、ユーザーはさまざまな方法でメッセージを操作できるようになります。

  • Gmail UI にユーザー用の追加情報を表示する。
  • Google 以外のサービスに接続して、情報を取得するなどのアクションを実行する。
  • アドオンの動作を制御する手段や、別のサービスに情報を送信する手段を提供する。

Google Workspace アドオンでは、Gmail 内で次の種類の拡張機能を定義できます。

また、Gmail を拡張する Google Workspace アドオンは、デスクトップ クライアントとモバイル クライアントの両方で機能を提供します。

Gmail のホームページ

Gmail では、Google Workspace アドオンのホームページの表示がサポートされています。Gmail にアドオンの一般的なホームページを表示するには、アドオンのマニフェストに addOns.gmail フィールドがあることを確認します。

または、アドオン マニフェストに gmail.homepageTrigger を追加して、Gmail 固有のホームページを指定します。

いずれの場合も、アドオンのスクリプト プロジェクトでホームページ トリガー関数の名前を指定する必要があります。この関数は、必要に応じて自動的に呼び出され、Gmail のホームページを作成します。ホームページを構成する単一の Card または Card オブジェクトの配列を作成して返すには、この関数を実装する必要があります。ホームページ トリガー関数は、クライアントのプラットフォームなどの一般的な情報を含むパラメータとしてイベント オブジェクトに渡されます。イベント オブジェクト データを使用して、ホームページの構成をカスタマイズできます。

あなたの作り方をチェック

Google Workspace アドオンは Apps Script を使用して構築され、それらのインターフェースは Apps Script カードサービスを使用して定義されます。概要については、Google Workspace アドオンの構築をご覧ください。Google Workspace アドオンの動作は、Gmail 固有のセクションを含むマニフェストを使用して構成します。

Google Workspace アドオンを構成して Gmail を拡張する場合は、アドオン用に作成するインターフェースと実行できるアクションを決定する必要があります。詳細については、次のガイドをご覧ください。