Roads API は、車両が走行していた道路を特定し、それらの道路に関する追加のメタデータ(制限速度など)を提供します。
Roads API を使用して開発を開始する前に、認証要件(API キーが必要です)と API の使用量と請求額の情報を確認してください。
はじめに
この動画では、Roads API を使用するアプリの例を紹介します。
Roads API を使用すると、GPS 座標を道路のジオメトリにマッピングし、道路セグメントに沿った制限速度を決定できます。この API は、シンプルな HTTPS インターフェースを介して利用でき、次のサービスを公開します。
- 道路にスナップ: 指定した GPS 座標のセットに最適な道路ジオメトリが返されます。このサービスは、ルートに沿って収集された最大 100 個の GPS 地点を受け取り、類似するデータセットを返します。これらの地点は、車両が走行する可能性が最も高い道路にスナップされています。必要に応じて、地点の補間をリクエストして、道路の形状に沿った滑らかなパスを作成することもできます。
- 最寄りの道路: このサービスは、指定した GPS 座標のセットに対して個々の道路セグメントを返します。このサービスは、最大 100 個の GPS ポイントを受け取り、各ポイントに最も近い道路セグメントを返します。渡されたポイントは連続パスの一部である必要はありません。
- 制限速度: このサービスは、道路セグメントに指定された速度制限を返します。速度制限サービスは、アセット トラッキング ライセンスをお持ちのすべてのお客様にご利用いただけます。Google Maps Platform プレミアム プランをご利用のお客様が従量課金制モデルに移行した場合、この機能は引き続き有効です。
クライアント ライブラリ
Roads API は、Google マップサービス用の Java Client、Python Client、Go Client、Node.js Client でご利用いただけます。クライアント ライブラリを使用すると、認証、リクエスト スロットリング、自動再試行などの一般的なタスクのシンプルでネイティブな実装が可能になり、Roads API を使用した開発が容易になります。