このガイドでは、Google Chat API の Reaction
リソースの create()
メソッドを使用して、メッセージにリアクション(👍?、🚲?、🌞? など)を追加する方法について説明します。
Reaction
リソースは、ユーザーがメッセージにリアクションするために使用できる絵文字を表します(例: 👍?、🚲?、🌞?)。
前提条件
Node.js
- Google Chat へのアクセス権を持つビジネスまたはエンタープライズ向け Google Workspace アカウント。
- 環境を設定します。
- Google Cloud プロジェクトを作成します。
- OAuth 同意画面を構成する
- Google Chat API を有効にして構成し、Chat アプリの名前、アイコン、説明を指定します。
- Node.js の Cloud クライアント ライブラリをインストールします。
- デスクトップ アプリケーションの
OAuth クライアント ID 認証情報を作成します。このガイドのサンプルを実行するには、認証情報を
client_secrets.json
という名前の JSON ファイルとしてローカル ディレクトリに保存します。
- ユーザー認証をサポートする 認可スコープを選択します。
メッセージにリアクションを追加する
メッセージのリアクションを作成するには、リクエストで次のものを渡します。
chat.messages.reactions.create
、chat.messages.reactions
、またはchat.messages
の認可スコープを指定します。CreateReaction()
メソッドを呼び出し、parent
を応答するメッセージのリソース名として渡し、reaction
をReaction
のインスタンスとして渡します。ここで、unicode
フィールドは、Unicode 文字列で表される標準の絵文字です。
次の例では、メッセージに 😀? 絵文字でリアクションしています。
Node.js
このサンプルを実行するには、次のように置き換えます。
SPACE_NAME
: スペースのname
の ID。ID は、ListSpaces()
メソッドを呼び出すか、スペースの URL から取得できます。MESSAGE_NAME
: メッセージのname
の ID。ID は、Chat API を使用してメッセージを非同期で作成した後に返されたレスポンス本文から取得できます。また、作成時にメッセージに割り当てられたカスタム名から取得することもできます。
Chat API は、作成されたリアクションの詳細を示す Reaction
のインスタンスを返します。