ConsumerMapStyle クラスは、マーカーとポリラインの動的なカスタマイズを行うセッター メソッドとゲッター メソッドを提供します。このクラスは、ConsumerController.getConsumerMapStyle() メソッドを使用して非同期で公開します。
UI のカスタマイズは、デバイスの回転後も保持され、ConsumerController を取り外すまで有効です。
マーカーをカスタマイズする
マーカーのタイプとそのプロパティを設定するには、ConsumerMapStyle.setMarkerStyleOptions() メソッドを使用します。カスタム マーカー オプションは、Consumer SDK によって提供されるデフォルト値をオーバーライドします。デフォルト値を復元するには、MarkerOptions パラメータに null を使用して setMarkerStyleOptions() を呼び出します。getMarkerStyleOptions() を使用してアクティブな MarkerOptions を取得します。
マーカーの種類を選択する
次のマーカー アイコンを使用およびカスタマイズできます。
TRIP_PICKUP_POINT- 旅行の追跡中に表示されますTRIP_DROPOFF_POINT- 旅行の追跡中に表示されますTRIP_INTERMEDIATE_DESTINATIONTRIP_VEHICLE- 旅行の追跡中に表示されますConsumer SDK は、ルートを走行する実際の車両の動作を模倣するために、ルート モニタリング中に
TRIP_VEHICLEアイコンの回転を更新します。
マーカー オプションを選択する
次の手順で、消費者向けアプリのマーカーをカスタマイズできます。
Google マップの
MarkerOptionsで提供される各マーカーのプロパティを使用します。コンストラクタを使用して
MarkerOptionsをビルドします。「Setter」スタイルのメソッドを使用してカスタム プロパティを指定します。
必要に応じて、
MarkerOptionsコンストラクタで提供されるパターンを模倣して、独自の UI 要素を使用します。マーカーをオフにするには、
visibleプロパティをfalseに設定します。その後、独自の UI 要素を代わりに使用できます。
詳しくは、Google マップの MarkerOptions をご覧ください。
マーカーのカスタマイズの例
Java
// Initializing marker options.
consumerController
.getConsumerMapStyle()
.addOnSuccessListener(
consumerMapStyle -> {
consumerMapStyle.setMarkerStyleOptions(
MarkerType.TRIP_VEHICLE,
new MarkerOptions()
.visible(false));
});
// Reset marker options to default values.
consumerMapStyle.setMarkerStyleOptions(MarkerType.TRIP_VEHICLE, null);
Kotlin
// Initializing marker options.
consumerController
.getConsumerMapStyle()
.addOnSuccessListener({ consumerMapStyle ->
consumerMapStyle.setMarkerStyleOptions(MarkerType.TRIP_VEHICLE, MarkerOptions().visible(false))
})
// Reset marker options to default values.
consumerMapStyle.setMarkerStyleOptions(MarkerType.TRIP_VEHICLE, null)