Directory API: 前提条件

この API は、デバイス、グループ、グループ エイリアス、グループ メンバー、組織部門、ユーザー、ユーザー エイリアスを管理するクライアント アプリケーションを開発しているデベロッパーを対象としています。このドキュメントでは、API を使用する条件として、以下に示す設定手順を完了していることを前提としています。

API の設定 説明
基本項目を設定する
  • Google アカウントを登録し、管理者を作成します。この API は、Google Workspace、Education、Government のエディションに対応しています。
  • Google 販売パートナーの場合は、Google Workspace 販売パートナー プログラムの登録プロセスを完了してください。
  • 管理コンソール(admin.google.com)の使い方を学びます。管理コンソールの詳細については、管理コンソールの使用をご覧ください。
  • Google ライセンスを注文するには、管理コンソールを使用します。
API を設定する
  • Directory API にリクエストを送信できるようにするために、管理コンソールから API アクセスを有効にします。

    API を有効にするには、管理者アカウントにログインして [セキュリティ] を選択します。[セキュリティ] が表示されない場合は、[その他の設定] をクリックしてから、灰色のボックスに表示されている [セキュリティ] を選択します。[API リファレンス] を選択し、[API アクセスを有効にする] チェックボックスをオンにします。[保存] をクリックして変更を保存します。

  • Google API Console で新しいプロジェクトを設定し、このプロジェクトで Admin SDK サービスを有効にします。API プロジェクトの作成について詳しくは、コンソール ページの右上にある Google API コンソールのヘルプをご覧ください。
Chrome デバイスを設定する Chrome デバイスを扱う場合は、API を使用する前に次の手順を完了します。
  • Chrome サービスを設定します。詳しくは、Chrome ヘルプセンターをご覧ください。
  • アカウントで ChromeOS サービスを有効にします。詳しくは、管理者向けヘルプセンターをご覧ください。
  • 各 Chrome デバイスをセットアップする必要があります。Chrome デバイスを Google から直接購入した場合と、ChromeOS 管理アクセス機能を別途購入した場合は、デバイスとユーザーに関する追加のポリシーを設定できます。不明な点がある場合は、まずトラブルシューティングをご覧ください。
モバイル デバイスを設定 モバイル デバイスを扱う場合は、API を使用する前に次の手順を完了します。
  • Google Workspace、Education、Government エディションのモバイル デバイス用の API を有効にします。
  • モバイル管理を設定します。
  • Android デバイス用の Device Policy アプリをインストールします。
  • Android デバイス用アプリによるクエリ検索を有効にする場合は、アプリの監査を有効にします。