Place Details への移行(新規)

Places API は既存の Place Details をサポートしています。既存の Places API を使い慣れている場合、新しいバージョンの Place Details は次のように変更されています。

  • フィールド マスキングは必須です。レスポンスで返すフィールドを指定する必要があります。返されるフィールドのデフォルト リストはありません。このリストを省略すると、メソッドはエラーを返します。詳細については、FieldMask をご覧ください。
  • 新しい Place Details は、認証メカニズムとして API キーOAuth トークンの両方をサポートしています。
  • 新しい Place Details でレスポンス形式としてサポートされているのは JSON のみです。
  • Place Details(新規)API の JSON レスポンスの形式が、既存の API の形式から変更されました。詳しくは、Places API レスポンスを移行するをご覧ください。

次の表は、新しい Place Details のために名前が変更された、または変更された既存の Place Details のパラメータ、またはサポートが終了したパラメータの一覧です。

現在のパラメータ 新しいパラメータ メモ
place_id places/PLACE_ID 文字列 places/PLACE_ID は、プレイスのリソース名とも呼ばれます。Place Details(New)、Nearby Search(New)、Text Search(New)の各リクエストに対するレスポンスでは、この文字列はレスポンスの name フィールドに格納されます。独立したプレイス ID は、レスポンスの id フィールドに含まれます。
language languageCode
region regionCode

リクエストの例

次の GET リクエストの例では、既存の Place Details を使用しています。この例では、プレイス ID に関する情報を含む JSON レスポンスをリクエストし、すべてのパラメータを URL パラメータとして渡しています。この例では fields も使用しているため、レスポンスには場所の表示名とフォーマット済み住所のみが含まれます。

curl -L -X GET \
'https://maps.googleapis.com/maps/api/place/details/json?place_id=ChIJj61dQgK6j4AR4GeTYWZsKWw&fields=name%2Cformatted_address&key=API_KEY'

Place Details(New)では、GET リクエストを作成し、すべてのパラメータを URL パラメータとヘッダーに含めて渡します。また、この例ではフィールド マスクを使用しているため、レスポンスには場所の表示名とフォーマット済み住所のみが含まれます。

curl -X GET -H 'Content-Type: application/json' \
-H "X-Goog-Api-Key: API_KEY" \
-H "X-Goog-FieldMask: displayName,formattedAddress" \
https://places.googleapis.com/v1/places/ChIJj61dQgK6j4AR4GeTYWZsKWw

文字列 places/PLACE_ID は、場所のリソース名とも呼ばれます。Place Details(New)、Nearby Search(New)、Text Search(New)の各リクエストに対するレスポンスでは、この文字列はレスポンスの name フィールドに格納されます。独立したプレイス ID はレスポンスの id フィールドに含まれます。