Maps JavaScript API の JavaScript コードを読み込むには、https://maps.googleapis.com/maps/api/js
の形式でブートストラップ URL をページに含めます。このブートストラップ リクエストにより、Maps JavaScript API で使用されるすべてのメイン JavaScript オブジェクトとシンボルが読み込まれます。自己完結型のライブラリから利用できる API 機能もありますが、それらの機能を読み込むにはライブラリを明示的にリクエストする必要があります。補足的なコンポーネントをライブラリに分割することで、メインの API の読み込み(と解析)が迅速に行われます。必要なライブラリだけを読み込んで解析することで、オーバーヘッドを減らすことができます。
追加のライブラリを読み込むには、ブートストラップ リクエストで libraries
パラメータを指定し、ライブラリ(複数可)の名前を指定します。複数のライブラリは、カンマ区切りのリストとして指定できます。その後、google.maps.libraryName
名前空間を介してライブラリにアクセスします。
次のライブラリが入手可能です。
drawing
: 地図上にポリゴン、矩形、ポリライン、円、マーカーを描画するためのグラフィカル ユーザー インターフェースを提供します。詳しくは、描画ライブラリのドキュメントをご覧ください。geometry
: 地表面上のスカラー幾何学値(距離、面積など)を計算するユーティリティ関数が含まれます。詳しくは、ジオメトリ ライブラリのドキュメントをご覧ください。journeySharing
: Google Maps Platform の運輸と物流のソリューションに関するサポートを利用できるようになります。localContext
: 指定された場所の付近にある、ユーザーとの関連性が高い重要なスポットを表示します。詳しくは、ローカル コンテキスト ライブラリのドキュメントをご覧ください。marker
: カスタマイズ性とパフォーマンスに優れる「高度なマーカー」を地図に追加できます。詳しくは、高度なマーカーのドキュメントをご覧ください。places
: 一定の範囲に存在する施設、地理的位置、有名なスポットなどを、アプリケーションで検索できるようにします。詳しくは、プレイス ライブラリのドキュメントをご覧ください。visualization
: データを視覚的に表現するヒートマップを提供します。詳しくは、可視化ライブラリのドキュメントをご覧ください。
プレビュー: Beta チャンネル(v=beta
)では、次のライブラリを利用できます。
core
(google.maps.CoreLibrary
)maps
(google.maps.MapsLibrary
)places
(google.maps.PlacesLibrary
)geocoding
(google.maps.GeocodingLibrary
)routes
(google.maps.RoutesLibrary
)marker
(google.maps.MarkerLibrary
)geometry
(google.maps.GeometryLibrary
)elevation
(google.maps.ElevationLibrary
)streetView
(google.maps.StreetViewLibrary
)journeySharing
(google.maps.JourneySharingLibrary
)drawing
(google.maps.DrawingLibrary
)visualization
(google.maps.VisualizationLibrary
)
次のブートストラップ リクエストは、Maps JavaScript API の google.maps.geometry
ライブラリをリクエストする方法を示しています。
<script async
src="https://maps.googleapis.com/maps/api/js?key=YOUR_API_KEY&libraries=geometry&callback=initMap">
</script>
複数のライブラリをリクエストするには、リクエストをコンマで区切ります。
<script async
src="https://maps.googleapis.com/maps/api/js?key=YOUR_API_KEY&libraries=geometry,places&callback=initMap">
</script>