このガイドでは、AdMob メディエーションがサポートする広告ソースと、必要なオープンソース アダプタやバージョン管理されたアダプタ、サポートされている広告ソースの最適化などの詳細について説明します。
AdMob メディエーションがサポートしていない広告ソースを統合する場合は、カスタム イベントをご覧ください。
オープンソースのアダプタとバージョン対応のアダプタを統合する
このセクションには、目的のオープンソース アダプタとバージョン付きアダプタを選択して、統合ステートメントを表示するための選択ツールがあります。
オープンソースおよびバージョン対応のアダプタをアプリに統合する手順は次のとおりです。
- 使用するオープンソースのバージョン対応アダプタのチェックボックスをオンにします。
- [メディエーション設定を表示] をクリックします。
- 生成された統合ステートメントをアプリにコピーして貼り付けます。
統合の詳細な手順については、次のセクションの各広告ソースのページをご覧ください。
ネットワークの詳細
AdMob メディエーションは、入札とウォーターフォールのメディエーション統合を組み合わせて、複数の広告ソースをサポートしています。各広告ソース固有の統合手順については、以下から該当する広告ソースを選択してください。広告ソース | アプリの起動 | バナー | インタースティシャル | 特典 | リワード インタースティシャル | ネイティブ | 単価設定 | Ad source optimization サポート |
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オープンソースおよびバージョン対応 - サードパーティ SDK が必要 | ||||||||
AppLovin | 国別 | |||||||
Chartboost | 国別 | |||||||
DT Exchange(旧 Fyber Marketplace) | 国別 | |||||||
i-mobile | 日本のみ | |||||||
InMobi | 1 | 国別 | ||||||
ironSource Ads | 1 | 国別 | ||||||
Liftoff Monetize(旧 Vungle) | 国別 | |||||||
Line | 国別 | |||||||
maio | 日本のみ | |||||||
Meta Audience Network(旧 Facebook) | 入札のみ | |||||||
Mintegral | 国別 | |||||||
myTarget | 国別 | |||||||
Pangle | 国別 | |||||||
Unity Ads | 1 | 国別 | ||||||
オープンソース以外 - サードパーティ SDK が必要 | ||||||||
AdFalcon | 国別 | |||||||
Flurry | 国別 | |||||||
Leadbolt | 国別 | |||||||
LG U+AD | なし | |||||||
Tencent GDT | なし | |||||||
Vpon | なし | |||||||
Zucks | 国別 | |||||||
サードパーティの SDK 不要 | ||||||||
Ad Generation | 入札のみ | |||||||
Chocolate Platform | 入札のみ | |||||||
Equativ (formerly Smart Adserver) | 入札のみ | |||||||
Fluct | 入札のみ | |||||||
Improve Digital | 入札のみ | |||||||
Index Exchange | 入札のみ | |||||||
InMobi Exchange | 入札のみ | |||||||
Media.net | 入札のみ | |||||||
MobFox | 入札のみ | |||||||
Nexxen (previously UnrulyX) | 入札のみ | |||||||
OneTag Exchange | 入札のみ | |||||||
OpenX | 入札のみ | |||||||
PubMatic | 入札のみ | |||||||
Rubicon | 入札のみ | |||||||
Sharethrough | 入札のみ | |||||||
Smaato | 入札のみ | |||||||
Sonobi | 入札のみ | |||||||
TripleLift | 入札のみ | |||||||
Verve Group | 入札のみ | |||||||
Yieldmo | 入札のみ | |||||||
YieldOne | 入札のみ |
1 入札の統合はベータ版です。
オープンソースおよびバージョン対応のアダプタ
上の表で「オープンソースおよびバージョン対応」のラベルが付いたアダプタは、そのソースコードがオープンソースとして Google の GitHub リポジトリで公開されており、ご希望の場合はご自身で問題をデバッグすることが可能です。
また、アプリの build.gradle
ファイルを 1 行変更するだけで組み込める、アダプタビルドも見つかります。
アダプタのバージョニング
バージョン対応アダプタ用のアダプタ バージョニング スキームは <third-party
SDK version>.<adapter patch version>
です。たとえば、ある広告ネットワークが新しい SDK バージョン 1.2.3
をリリースした場合は、新しいアダプタ バージョン 1.2.3.0
がその新しい SDK に対するテストを経て Bintray にリリースされます。
第三者 SDK のリリース ライフサイクル以外でアダプタの更新が必要になった場合には、そのパッチ バージョンが引き上げられます。アダプタ バージョン 1.2.3.0
のバグの修正は、バージョン 1.2.3.1
でリリースされます。
Ad source optimization
メディエーションで複数の広告ネットワークを設定する際は、それぞれの CPM を設定して、それらのネットワークをリクエストする順序を指定する必要があります。広告ネットワークのパフォーマンスは時間とともに変わるため、その管理は難しくなる可能性があります。
Ad source optimization は、収益が最大になるようにメディエーション チェーンの順位付けを自動化することで、メディエーション チェーンの広告ネットワークの中から最も高い CPM を獲得できるようにする機能です。上のメディエーション ネットワークの表では、広告ソースの最適化のサポート状況を以下の値で表しています。
Ad source optimization サポート | 意味 |
---|---|
Bidding only |
その広告ネットワークが参加しているのは入札のみです。 Ad source optimization は該当しません。 |
Country-specific |
eCPM の値は、国ごとの基準で自動的に更新されます。これは最も効果的な最適化の一種です。 |
None |
その広告ネットワークの eCPM 値を手動で設定する必要があります。 |
広告ネットワークで広告ソースの最適化を設定する詳しい手順は、当該ネットワークのガイドをクリックしてご確認ください。
カスタム イベント
目的の広告ネットワークが上記のリストにない場合は、カスタム イベントを使用して広告ネットワークとの独自の統合を記述できます。カスタム イベントの作成方法について詳しくは、カスタム イベントガイドをご覧ください。