Tencent GDT をメディエーションと統合する

このガイドは、Tencent GDT で Google モバイル広告メディエーションを使用することを検討しているパブリッシャー様を対象としています。現在の Android アプリで動作するようにメディエーション アダプタを設定し、追加の設定を構成する手順について説明します。

Tencent GDT リソース
ドキュメント
SDK
アダプター
カスタマー サポート

前提条件

プロジェクトに Tencent GDT を追加する

ネットワーク アダプターと SDK を含める

上記のリンクから Tencent GDT SDK とアダプターをダウンロードします。

Android Studio で、アダプター ファイルと SDK ファイルをプロジェクトの libs フォルダに追加します。アプリレベルの Gradle ファイルに次のものが含まれていることを確認します。

Kotlin

dependencies {
    implementation(fileTree(mapOf("dir" to "libs", "include" to listOf("*.aar", "*.jar"))))
    // ...
}

Groovy

dependencies {
    implementation fileTree(dir: 'libs', include: ['*.aar', '*.jar'])
    // ...
}

AndroidManifest.xml ファイルを構成する

Tencent GDT のドキュメントに記載されている手順に沿って、AndroidManifest.xml ファイルを変更します。

アプリで Tencent GDT を直接呼び出す必要はありません。Google Mobile Ads SDK が Tencent GDT アダプタを呼び出して、広告を取得します。必要に応じて、追加のリクエスト パラメータを指定できます。このページの残りの部分では、Tencent GDT に詳細情報を提供する方法について説明します。

Activity インスタンスを使用して広告オブジェクトを初期化する

新しい広告オブジェクト(AdManagerAdView など)のコンストラクタで、Context 型のオブジェクトを渡す必要があります。この Context は、メディエーションを使用する際に他の広告ネットワークに渡されます。広告ネットワークによっては、制限がさらに厳しい ActivityContext が要求され、Activity インスタンスがなければ広告を配信できない場合もあります。そのため、メディエーション広告ネットワークでのエクスペリエンスが一貫したものになるよう、広告オブジェクトの初期化時に Activity インスタンスを渡すことをおすすめします。