Air Quality API の概要

Air Quality API を使用すると、70 を超える大気質指数(AQI)、汚染物質、健康に関する推奨事項など、特定の場所の大気質データをリクエストできます。100 を超える国に対応しており、解像度は 500 x 500 メートルです。

Air Quality API を使用する理由

この API には、以下をクエリできるエンドポイントが用意されています。

  • 現在の状況: 1 時間ごとのリアルタイムの大気質情報。
  • 1 時間ごとの履歴: 指定された時間範囲(最長 30 日)における特定の場所の大気質の履歴。
  • ヒートマップ: さまざまな指標と汚染物質を示す色分けしたタイル。
  • 1 時間ごとの予測: 特定の場所の大気質の今後の状況(最大 96 時間(4 日間)先)。

Air Quality API の機能

  • リアルタイムの大気質指数とカテゴリ: Air Quality API は、500 x 500 メートルの解像度でさまざまな大気質指数の値を継続的に計算します。
  • 健康に関する推奨事項: 一般の人々や、子供、高齢者、妊娠中の女性、アスリート、喘息や心臓疾患のある人など、デリケートなグループ向けに、数百もの研究に基づく健康に関する推奨事項が提供されています。
  • 汚染物質の詳細: 主な汚染物質、濃度、発生源、影響など、さまざまな汚染物質に関する詳細情報。
  • 1 時間ごとの履歴: 指定された時間範囲における特定の場所の大気質の履歴。各応答には、1 時間ごとの大気質指数、汚染物質のデータ、最大 720 時間(30 日間)の健康に関する推奨事項が含まれます。
  • ヒートマップ: ヒートマップは、Google マップ上に表示される大気質指数と汚染物質の画像タイルのコレクションです。
  • 1 時間ごとの予測: 特定の場所の大気質の今後の状況(指定された時間範囲または今後の特定の 1 時間、最大 96 時間(4 日間))。各レスポンスには、1 時間ごとの大気質予測指数、汚染物質のデータ、実用的な推奨事項が含まれます。

Air Quality API の仕組み

Air Quality API には次のメソッドがあります。

  • currentConditions: currentConditions エンドポイントは、現在の 1 時間ごとの大気質情報を提供します。

  • history: history エンドポイントは、特定の場所の 1 時間ごとの過去の大気質情報を、指定された期間(最大 30 日間)で提供します。

  • heatmapTiles: heatmapTiles エンドポイントは、タイル オーバーレイを通じて大気質関連のヒートマップを提供します。

  • forecast: forecast エンドポイントは、特定の場所の 1 時間ごとの将来の大気質情報を、指定された期間(最大 96 時間(4 日間))で提供します。

Air Quality API がカバーする国と地域

大気質情報(AQI)とローカル大気質情報(LAQI)が利用可能な国と、最新のサポート範囲について詳しくは、Air Quality API でサポートされている国と利用可能な AQI をご覧ください。

Air Quality API の使用方法

1 セットアップする まず、Google Cloud プロジェクトを設定するから始め、以降の手順を完了します。
2 現在の 1 時間ごとの大気質情報を取得する 現在の状況をご覧ください。
3 1 時間ごとの大気質履歴を取得する 履歴を確認します。
4 タイル オーバーレイを通じて大気質関連のヒートマップを取得する ヒートマップをご覧ください。
5 1 時間ごとの大気質予報情報を取得する 予測をご覧ください。

次のステップ