ローカル在庫サービス

ローカル在庫サービスを使用すると、ローカル在庫リソースのインスタンスを作成、更新できます。ローカル在庫リソースには、実店舗ごとに異なる値を持つフィールドが含まれます。各ローカル在庫インスタンスは、既存の商品リソースの子であり、親リソースから商品データ フィールドを継承します。たとえば、商品の価格と数量が店舗で異なるものの、ID や商品説明などの商品データがすべての店舗で共有されているとします。ローカル在庫データは、「ローカル情報 Google 掲載」プログラムとローカル在庫広告プログラムで使用されます。

このガイドでは、ローカル在庫サービスの使用を開始する前に必要なこと、利用可能なフィールドとメソッド、サービス リクエストの例について説明します。

前提条件

フィールド

各ローカル在庫インスタンスには、storeCode フィールド(ビジネス プロフィールで定義)を介して特定の店舗の場所に関連付けられた一連のフィールドが含まれます。すべてのリクエストで storecodeproductId のみが必要です。その他のフィールドはすべて省略可能です。

  • すべてのリクエストで必須: storeCodeproductId(URL 内)
  • 省略可: quantitypricesalePricesalePriceEffectiveDateavailabilitypickupMethodpickupSlainstoreProductLocation

ローカル在庫フィールドとその説明の完全なリストについては、localinventory リファレンス ページをご覧ください。

メソッド

ローカル在庫サービスには次の 2 つのメソッドのみが含まれています。

localinventory.insert

localinventory.insert を使用すると、1 つのローカル商品に対応するローカル在庫インスタンスを作成できます。

この例では、ローカル在庫サービスを使用して、2021 年 2 月 24 日午後 1 時(GMT-8)から 2021 年 2 月 28 日午後 3 時 30 分(GMT-8)までの店舗での販売を作成する方法を示します。このリクエストにより、ローカル在庫インスタンスで利用可能な在庫数も更新されます。ローカル以外の商品データの補助フィードとは異なり、リクエストの本文に含まれていないフィールドは、次の呼び出しによって上書きされます。

POST https://shoppingcontent.googleapis.com/content/v2.1/merchantId/products/productId/localinventory
{
  "storeCode": “1235”,
  "salePrice": {
     "value": “100.00”,
     "currency": “USD”
   },
  "salePriceEffectiveDate": “2021-02-24T13:00-0800/2021-02-28T15:30-0800”,
  "quantity": 200,
}

localinventory.custombatch

localinventory.custombatch を使用すると、複数の店舗で 1 つのローカル商品に対して複数のローカル在庫インスタンスを作成できます。また、複数のローカル商品に対してローカル在庫インスタンスを作成することもできます。