プラットフォームで直接リスティング管理を提供しているプロバイダは、サイト内で販売者のビジネスのオーナー確認を行えるため、販売者をビジネス プロフィールの管理画面にリダイレクトする必要がなくなります。
現在のステータスを取得する
ビジネス情報の locations.getVoiceOfMerchantState
を呼び出して、現在のステータスを取得できます。hasVoiceOfMerchant
のブール値が true
の場合、ロケーションはすでに良好な状態にあり、追加の対応は必要ありません。レスポンスの gain_voice_of_merchant
操作に verify
が含まれる場合は、検証を完了する必要があります。詳しくは、以下の手順に沿って操作してください。
オーナー確認オプションを取得する
プロバイダは locations.fetchVerificationOptions
メソッドを使って、利用可能なオーナー確認方法のリストを販売者に提示し、希望の確認方法を選択するよう促すことができます。
オーナー確認オプションを取得するには、次のように記述します。
POST https://mybusinessverifications.googleapis.com/v1/{locationId}:fetchVerificationOptions { "languageCode": "en" }
オーナー確認のプロセスを開始する
オーナー確認方法を選択したら、locations.verify
を使ってオーナー確認のプロセスを開始します。
この呼び出しの結果として、ビジネスがオーナー確認済みのステータスに移行するか、エラー ステータスが返されます。
POST https://mybusinessverifications.googleapis.com/v1/locations/{locationId} :verify // Use only one of the below verification methods // For postcard verification: { "method": "ADDRESS", "languageCode": "en", "addressInput": { "mailerContactName": "Ann Droyd" } } // For phone verification: { "method": "PHONE_CALL", "languageCode": "en", "phoneInput": { "phoneNumber": "800-555-0136" } } // For SMS verification: { "method": "SMS", "languageCode": "en", "phoneInput": { "phoneNumber": "800-555-0136" } } // For email verification: { "method": "EMAIL", "languageCode": "en", "emailInput": { "emailAddress": "ex@google.com" } }
すべてのオーナー確認リクエストを取得する
locations.verifications.list
呼び出しは、オーナー確認リクエストの履歴と、呼び出しで指定されたビジネスのステータスを取得します。
すべてのオーナー確認リクエストを取得するには、次のように記述します。
GET https://mybusinessverifications.googleapis.com/v1/locations/{locationId} /verifications
保留中のオーナー確認を完了する
通常、ビジネスのオーナー確認を完了するには、PIN コードと locations.verifications.complete
メソッドが必要です。
保留中のオーナー確認を完了するには、次のように記述します。
POST https://mybusinessverifications.googleapis.com/v1/locations/{locationId} /verifications/{verificationId}:complete { "pin": "123456" }
API を使った GBP オーナー確認のベスト プラクティス
ビジネス拠点の作成
GBP の Business Information API を使えば、プラットフォームを埋め込んでビジネス拠点の作成機能を提供することができます。事業者に新しいビジネス拠点を追加してもらう際は、次の手順に従ってください。
ビジネス拠点の情報(ビジネス名、住所、業種など)を事業者から受け取ります。
googleLocations.search
エンドポイントを呼び出します。- API リクエスト内で、ビジネス拠点のデータ(ビジネス名、業種、住所、電話番号、ウェブサイトなど)を提供します。
または、条件に一致するビジネス拠点の候補を検索します。手順は次のとおりです。
- 条件に一致するビジネス拠点の候補をクエリします。
- 事業者に正しいビジネス拠点を選択してもらいます。
- ビジネス拠点のレスポンス内に
requestAdminRightsUrl
が存在する場合、事業者が Google ビジネス プロフィールでその拠点のアクセス権と所有権をリクエストできるようサポートします。 requestAdminRightsUrl
が存在しない場合、レスポンス内の場所 ID でビジネス拠点を新規作成します。- 作成したビジネス拠点のオーナー確認を行います。
注: 最初のクエリで条件に一致するビジネス拠点の候補が得られなかった場合、空の場所 ID でビジネス拠点を新規作成して、オーナー確認を行います。
ビジネス拠点のオーナー確認
GBP の API を使ってオーナー確認プロセスを開始する手順は次のとおりです。
accounts.locations.list
メソッドを呼び出して、Google アカウントのビジネス拠点をリストアップします。- オーナー確認を行うビジネス拠点を選択します。
- API メソッド
GetVoiceOfMerchant
を呼び出して、オーナー確認を必要とするビジネス拠点かどうか確認します。 - レスポンスで verify が返された場合、
fetchVerificationOptions
を呼び出して、そのビジネス拠点で使用できるオーナー確認方法のリストを取得します。 verificationOption
のデータに含まれる住所、電話番号、メールアドレスに間違いがないことを再確認します。- 使用可能なオーナー確認方法の中から最適なものを事業者に選んでもらい、
locations.verify
メソッドを呼び出して、適切なオーナー確認手続きを開始します。手続きが開始したことを確認するには、locations.verifications.list.
を呼び出します。 - 事業者の PIN で
locations.verification.complete
メソッドを呼び出します。 - API メソッド
GetVoiceOfMerchant
を呼び出します。HasVoiceOfMerchant = true
になっていれば、ビジネス拠点のオーナー確認は成功です。
注: オーナー確認方法「AUTO
」を使用できるビジネス拠点の場合、事業者によるオーナー確認作業は不要です。
GBP でのオーナー確認について詳しくは、ヘルプセンターのサポート記事をご覧ください。