移行の概要

欧州経済領域(EEA)のデベロッパー

Places SDK for Android(新版)では、パフォーマンスが向上し、新しい料金モデルが採用されています。そのため、Places SDK for Android(旧版)を使用するアプリを更新する価値があります。機能の比較について詳しくは、SDK を選択するをご覧ください。

このガイドでは、Places SDK for Android(新規)と Places SDK for Android(以前のバージョン)の主な違いと、必要な変更を処理する方法について説明します。

移行の請求に関するベスト プラクティス

このガイダンスは、API の使用量が第 2 階層の料金に移行するほど多い場合に適用されます。API の新しいバージョンに移行すると、別の SKU の料金も請求されます。移行月の費用が増加しないようにするには、できるだけ月の初めに本番環境で新しい API に切り替えることをおすすめします。これにより、移行月の月額料金階層を最も費用対効果の高いものにすることができます。料金階層については、料金ページ料金に関するよくある質問をご覧ください。

Places API(新版)を有効にする

Places SDK for Android(レガシー)は、Places API サービスに依存しています。Places SDK for Android(新版)の機能を使用するには、まず Google Cloud プロジェクトで Places API(新版)を有効にする必要があります。詳細については、Google Cloud プロジェクトを設定するをご覧ください。

次に、アプリで使用するキーの承認済み API のリストに Places API(新版)を追加したことを確認する必要があります。詳しくは、API キーを使用するをご覧ください。

Places API(新機能)で十分な割り当てがあることを確認する

現在のトラフィックをカバーするのに十分な割り当てが Places API(新版)にあることを確認します。割り当てと使用量の上限を確認して管理するには、割り当てと割り当てアラートをご覧ください。

違いに注意してください。

  • Places SDK for Android(レガシー)の割り当ては、Places API サービスの割り当てに依存します。これは、すべての Places API メソッドの合計です。
  • Places SDK for Android(新版)の割り当ては、Places API(新版)サービスの割り当てに依存します。API メソッドごとに個別の割り当てがあります。

交渉済みの契約に Places API(新機能)が含まれているかどうかを確認する

交渉済みの契約がある場合は、Places API(新版)が対象に含まれており、想定される料金が適用されていることを確認してください。そうでない場合は、Google の営業担当者またはパートナーにお問い合わせのうえ、この API を組み込む方法についてご相談ください。

全般的な変更点

複数の API に適用される一般的な変更は次のとおりです。

API 固有の変更

このセクションには、各 API の次の移行ガイドが含まれています。