Unity で現実世界の特定の場所(このケースでは自由の女神像の周辺)の対象物を読み込むシーンを作成します。
また、GameObject を現実世界のシーンのアンカーとして使用する方法と、他の現実世界のシーンを生成するために新しい座標を指定する方法についても説明します。
前提条件
- 現在、Unity バージョン 2018.4 以降を実行中であること。
ステップ 1: 新しいプロジェクトを作成する
- Unity で [File] > [New Project] をクリックします。
- プロジェクトに「クイックスタート」という名前付けて、[Create project] をクリックします。
[Hierarchy] ペインに、デフォルトのシーンが選択された状態で Unity IDE が表示されます。
ステップ 2: SDK をインポートする
手順に沿って Maps SDK for Unity SDK をインストールします。完了すると、API キーが作成され、SDK がダウンロードされて Unity にインポートされます。
ステップ 3: 空の GameObject を作成する
この GameObject は、MapsService スクリプト コンポーネントの基本 GameObject として機能します。Maps SDK for Unity では、生成された地理的対象物 GameObject がこの GameObject の子として追加されます。
[Hierarchy] ペインで [Create] プルダウンをクリックし、[Create Empty] を選択します。
新しい GameObject の名前を「基本地図」に変更します。
ステップ 4: MapsService スクリプト コンポーネントを追加する
MapsService スクリプト コンポーネントは、Maps SDK for Unity のエントリ ポイントです。基本地図 GameObject が [Hierarchy] で選択されている場合:
インスペクターで、[Add Component] をクリックします。
[Add Component] セレクタ ダイアログで、[Maps Service] を検索して選択します。[Maps Service(Script)] コンポーネントが、[Transform] コンポーネントの下に表示されます。
[Maps Service] コンポーネントで API キーを [API Key] 欄に貼り付けます。
ステップ 5: Basic Example スクリプト コンポーネントを追加する
このスクリプトを使って、シーンに読み込む現実世界の場所の座標を設定し、MapService コンポーネントを取得してフローティング オリジンの初期化に使用し、デフォルトのオプションを指定して地図を読み込みます。
[Hierarchy] で基本地図 GameObject を選択し、インスペクターで [Add Component] をクリックします。
[Add Component] セレクタ ダイアログで、「Basic Example」を検索して選択します。
[File] > [Save] をクリックしてシーンを保存します。
ステップ 6: シーンを実行する
- [Play] ボタンをクリックします。自由の女神像が含まれるシーンが、[Scene] ペインと [Game] ペインの両方に表示されます。
これで完了です。