Calendar API には、主に Google Workspace に役立つコンセプトがいくつか用意されています。多くの場合、お客様は会議室やプロジェクターなどのリソースを持ち、特定のイベント用に予約することができます。さらに、会社のイベントを追加するなど、ドメイン内のすべてのユーザー カレンダーにアクセスする必要がある社内アプリを作成することも一般的です。
ドメインのリソースと会議室
リソースや会議室を予約するには、リソースや会議室を参加者として追加し、メールアドレスを使用して予定に追加します。招待を受信すると、招待ユーザーの空き状況とアクセス権に基づいて、イベントを自動的に承認または拒否します。
アプリとしてドメイン カレンダーにアクセスする
アプリは、サービス アカウントを使用して認証されていれば、ユーザー認証情報なしでドメイン所有のカレンダーにアクセスできます。サービス アカウントには、ドメイン全体の権限委任を使用して必要なアクセス権が付与されている必要があります。ユーザー アカウントの権限を借用するには、GoogleCredential ファクトリの setServiceAccountUser メソッドを使用して、ユーザー アカウントのメールアドレスを指定します。