ステップ 5: 公開とモニタリング

公開時に、本番環境内の対象となるすべての空き情報が有効になります。これで統合が完了し、外部ユーザーは Actions Center 経由で空き情報に対して予約を行えるようになります。

公開後は、統合の状態をモニタリングすることが重要です。以下の基準値を維持する必要があります。これらの基準値を一貫して維持しないと、統合が解除されます。

フィード

  • フィードはエラーや警告なしの状態で毎日送信します。
    • 処理手順は、PROCESS_AS_COMPLETE に設定する必要があります。
    • 在庫状況フィードの場合、完全な在庫の毎日のフィード アップロードで _restrict フィールドを設定しないでください。

予約サーバー

すべての予約サーバーの実装には、含める必要がある HealthCheck ルートが存在します。Google は HealthCheck ルートを定期的にチェックします。応答しなかった場合や異常なレスポンスを返した場合は、統合が一時的に無効になります。Google は、HealthCheck ルートを定期的にチェックし、正常なレスポンスの返却が再開されると、統合を自動的に復元します。

標準の実装
メソッド エラー率の基準値 レイテンシの基準値
CheckAvailability 10% 未満 5 秒未満
BatchAvailabilityLookup 3% 未満 1.5 秒未満
CreateLease 10% 未満 5 秒未満
CreateBooking
UpdateBooking
5% 未満 4 秒未満
CreateBooking
(支払いあり)
5% 未満 15 秒未満
SetMarketingPreference 5% 未満 5 秒未満

リアルタイム アップデート

リアルタイム更新の場合、レイテンシは、操作の実行(予約の変更など)から、「Google で予約」がリアルタイム更新リクエストを受信するまでの時間差を基に測定されます。

API エラー率の基準値 レイテンシの基準値
AvailabilityReplace RTU 毎日 10% 未満 5 分未満
BookingNotification RTU 各ステータスで毎日 10% 未満 5 分未満

エラー率は、さまざまなパートナー ポータルのダッシュボード(フィード予約サーバーリアルタイム更新ダッシュボード)でモニタリングできます。