Maps Static API のエラー メッセージ

なんらかの問題が発生すると、Maps Static API からエラーや警告が返されることがあります。このガイドでは、各エラー メッセージについて説明し、エラーを解決するための詳細な手順を示します。

無効なリクエスト

リクエストが無効の場合、Maps Static API は HTTP 4xx ステータス コードと、問題を説明するメッセージを返します。このようなエラー状態の例を次に示します。注: このリストはすべてのエラーを網羅しているわけではありません。問題の詳細については、API から返される実際のエラーコードとメッセージを確認してください。

エラーが原因で地図が表示されない

リクエストが有効であっても、別のエラーが発生して地図を表示できない場合、Maps Static API はエラーに応じて、地図の代わりにテキストまたはエラー画像を返します。このようなエラー状態の例としては、アプリケーションが使用量上限を超えた場合などがあります。

API キーと課金に関連するエラー

API キーなしで Maps Static API を使用する場合、またはアカウントで課金が有効になっていない場合は、地図の代わりにエラー画像がページに表示され、エラーの種類を示すリンクも併せて表示されます。（例: g.co/staticmaperror/key）。

キーレスエラーと解決策
	API キーなしで Maps Static API を使用しています。この問題を解決するには、次の操作を行います。 API キーを取得 課金を有効にする URL に署名する
	リクエストにデジタル署名がありません（必須）。この問題を解決するには、 URL に署名するをご覧ください。

警告

エラー条件によっては、API から地図が返されますが、地図に情報の一部が欠けている場合があります。この場合、2 つの条件に基づいて警告が通知されます。

• 1 つ目は、地図が表示されますが、その上に黄色のエラーバーが重なって、「Map error: g.co/staticmaperror」というテキストが表示されています。
• 2 つ目は、API が X-Staticmap-API-Warning という名前の HTTP ヘッダーの形式で警告を返すことです。

たとえば、次の URL の markers パラメータに想定外の値が含まれています。

https://maps.googleapis.com/maps/api/staticmap?center=Williamsburg,Brooklyn,NY&zoom=13&scale=1&size=400x400&markers=sdgaags&key=YOUR_API_KEY

API から地図が返されますが、「Map error: g.co/staticmaperror」と書かれた黄色のエラーバーが画像の上に重ねて表示されます。

API は次の HTTP ヘッダーも返します。

X-Staticmap-API-Warning:Error geocoding: marker 1

次の表に、API が HTTP ヘッダーとして発行する可能性のある警告を示します。

HTTP ヘッダーの警告は、Chrome DevTools Console、Firefox ウェブ コンソール、またはお使いのブラウザの他の同等のツールで確認できます。