ロギングを有効にしたら、ログのルーティング、保存、保持方法を設定する必要があります。無料の使用量と保持の上限を超えると、ログの取り込みと保持に Google Cloud の追加費用が発生する場合があります。Google Cloud Observability の料金をご覧ください。
ただし、以降のセクションで説明する次のいずれかの方法で、ロギング費用を制御できます。
ロギングの使用量を削減する
特定のログエントリを除外することで、取り込まれるログデータの量を制限できます。Cloud Logging の除外とログの除外をご覧ください。
例: 次のコマンドは、GetVehicle
ログを除外するように _Default
ロギング バケットを更新します。
gcloud logging sinks update _Default \
--add-exclusion=name=get-vehicle,filter='jsonPayload.@type:"type.googleapis.com/maps.fleetengine.v1.GetVehicleLog"'
ログをエクスポートまたは転送する
ログを他の Google Cloud または外部の宛先に転送すると、デフォルトの取り込みと保存の費用を回避できます。取り込み費用を回避するため、次のセクションで説明するように、ログの取り込みをオフにしてください。
Cloud Logging のエクスポートとログのエクスポートをご覧ください。
ログの取り込みをオフにする
Fleet Engine ログを使用しない場合は、取り込みをオフにして、Cloud Logging の料金が発生しないようにできます。デフォルトでは、Fleet Engine ログは _Default ログバケットに転送されます。
次のコマンドは、Fleet Engine ログを取り込まないように _Default ロギング バケットを更新します。
gcloud logging sinks update _Default \
--log-filter='NOT LOG_ID("cloudaudit.googleapis.com/activity") \
AND NOT LOG_ID("externalaudit.googleapis.com/activity") \
AND NOT LOG_ID("cloudaudit.googleapis.com/system_event") \
AND NOT LOG_ID("externalaudit.googleapis.com/system_event") \
AND NOT LOG_ID("cloudaudit.googleapis.com/access_transparency") \
AND NOT LOG_ID("externalaudit.googleapis.com/access_transparency") \
AND NOT resource.type:"fleetengine.googleapis.com"'