Drive Android API は 2018 年 12 月 6 日をもって非推奨となり、2023 年 2 月 1 日に完全に提供が終了します。
タイムライン
| 日付 | Drive Android API のステータス |
|---|---|
| 2018 年 12 月 6 日 | 非推奨は一般に告知されます。既存のクライアントは通常どおり API にアクセスできますが、すぐに移行作業を開始する必要があります。新しいクライアントは API を使用できません。 |
| 2019 年 10 月 21 日 | Google Play 開発者サービス SDK の配布から Drive Android API が削除されました。アプリは、Drive Android API の依存関係を削除するまでビルドできませんが、既存のビルドは影響を受けません。Drive Android API の一般公開ドキュメントは利用できなくなります。 |
| 2022 年 3 月 3 日 | Drive Android API は非推奨となり、すべての API 呼び出しは動作しません。クライアントはこの日までに移行する必要があります。 |
| 2023 年 2 月 1 日 | Drive Android API は完全に停止され、すべての接続試行は失敗します。 |
Drive REST API を使用する
Drive REST API は、Drive Android API と同じ機能を提供します。たとえば、次の操作を行うことができます。
- ドライブと同じように共有して共同編集できます。必要に応じて、権限を管理したり、ユーザーに [共有] ダイアログを表示したりできます。REST API ではファイルにコメントすることもできるため、アプリでファイルに関する会話を操作できます。
files.listを使用して、従来のインデックス登録または独自のカスタマイズ可能なインデックス登録可能なテキストに基づいてファイルを検索します。- 変更コレクションを使用してファイルに対する変更を検出し、共有ドライブを使用してユーザーと共有されているファイルに対する変更を検出します。
- Google ドキュメントをエクスポートして変換し、アプリで簡単にユーザーのドキュメントを開けるようにします。
クライアントの移行作業を容易にするため、上記の各代替案を示すサンプルアプリが提供されています。また、REST API を使用してユーザーのドライブ ファイルを作成、変更、クエリする方法も示します。問題が発生した場合は、StackOverflow の google-drive-api タグをご覧ください。
移行
Drive Android API は非推奨となり、すべての API 呼び出しが機能しなくなったため、アプリが API を呼び出していないことを確認してください。これを行うには、API を初期化するコード addApi(Drive.API) を削除します。
Drive Android API から移行せずに、アプリが API を呼び出そうとすると、次のエラー メッセージが返されます。
com.google.android.gms.common.api.ApiException: 17: API: Drive.API is not
available on this device. Connection failed with:
ConnectionResult{statusCode=API_UNAVAILABLE, resolution=null, message=null}