ファイルのオーナー権限を譲渡する

Google ドライブで作成したファイルや、Google ドライブにアップロードしたファイルについては、自分がオーナーになります。これらのファイルのオーナー権限は別のアカウントに譲渡できます。

同じ組織内の別の Google Workspace アカウントにファイルのオーナー権限を移行する

[マイドライブ] に存在するファイルのオーナー権限は、1 つの Google Workspace アカウントから同じ組織内の別のアカウントに移行できます。共有ドライブを所有する組織が、その中のファイルを所有します。そのため、共有ドライブ内のファイルとフォルダのオーナー権限の移行はサポートされていません。共有ドライブのオーガナイザーは、その共有ドライブから自分の「マイドライブ」にアイテムを移動して、オーナー権限を移行できます。

「マイドライブ」内のファイルのオーナー権限を移行するには、次のいずれかを行います。

  • 特定のユーザー(type=user)にオーナー権限(role=owner)を付与するファイル権限を作成します。

  • role=owner を使用して既存のファイル権限を更新し、指定したユーザー(transferOwnership=true)に所有権を移行します。

ファイルのオーナー権限を 1 つのコンシューマ アカウントから別のコンシューマ アカウントに移行する

ファイルのオーナー権限は、コンシューマ アカウント間で移行できます。ただし、ドライブでは、移行先のオーナーが明示的に移行に同意するまで、2 つの一般ユーザー向けアカウント間でファイルのオーナー権限が移行されることはありません。ファイルのオーナー権限をあるコンシューマ アカウントから別のコンシューマ アカウントに移行するには:

  1. 現在のオーナーは、移行先のオーナーのファイル権限を作成または更新して、オーナー権限の移行を開始します。権限には、role=writertype=userpendingOwner=true の設定を含める必要があります。現在のオーナーが新しいオーナーの権限を作成する場合は、ファイルの所有権を引き継ぐよう求められていることを示すメール通知が新しいオーナーに送信されます。

  2. 新しいオーナーは、ファイルの権限を作成または更新して、オーナー権限の譲渡リクエストを承諾します。権限には、role=ownertransferOwnership=true の設定が含まれている必要があります。新しい権限を作成する予定のオーナーには、所有権が移行されたことを示すメール通知が以前のオーナーに送信されます。

ファイルが転送されると、以前のオーナーのロールが writer に降格します。