ファイルからラベルを削除する

このページでは、1 つの Google ドライブ ファイルのラベルを削除する方法について説明します。

ファイルラベル メタデータをファイルから削除するには、files.modifyLabels メソッドを使用します。リクエストの本文には、ファイルのラベルセットを変更する ModifyLabelsRequest のインスタンスが含まれています。リクエストには、アトミックに適用される複数の変更が含まれている場合があります。つまり、変更が有効でない場合、更新全体が失敗し、(依存している可能性のある)変更は適用されません。

ModifyLabelsRequest には、ファイルのラベルの変更である LabelModification のインスタンスが含まれています。また、ラベルのフィールドの変更である FieldModification のインスタンスも含まれる場合があります。ファイルからラベルを削除するには、FieldModification.removeLabelTrue に設定します。

成功すると、レスポンスの本文に、リクエストによって追加または更新されたラベルが含まれます。これらは、Label タイプの modifiedLabels オブジェクト内に存在します。

次のコードサンプルは、labelId を使用して fileId でラベルに関連付けられているすべてのフィールドを削除する方法を示しています。たとえば、ラベルにテキスト フィールドとユーザー フィールドの両方が含まれている場合、ラベルを削除すると、ラベルに関連付けられているテキスト フィールドとユーザー フィールドの両方が削除されます。一方、テキスト フィールドの設定を解除すると、ラベルから削除されますが、ユーザー フィールドはそのまま残ります。詳細については、ファイルのラベルフィールドを設定解除するをご覧ください。

Java

ModifyLabelsRequest modifyLabelsRequest =
  new ModifyLabelsRequest()
      .setLabelModifications(
          ImmutableList.of(
              new LabelModification()
                .setLabelId("LABEL_ID")
                .setRemoveLabel(true)));

ModifyLabelsResponse modifyLabelsResponse = driveService.files().modifyLabels("FILE_ID", modifyLabelsRequest).execute();

Python

label_modification = {'labelId':'LABEL_ID', 'removeLabel': True]}

modified_labels = drive_service.files().modifyLabels(fileId="FILE_ID", body = {'labelModifications' : [label_modification]}).execute();

Node.js

/**
* Remove a label on a Drive file
* @return{obj} updated label data
**/
async function removeLabel() {
  // Get credentials and build service
  // TODO (developer) - Use appropriate auth mechanism for your app

  const {GoogleAuth} = require('google-auth-library');
  const {google} = require('googleapis');

  const auth = new GoogleAuth({scopes: 'https://www.googleapis.com/auth/drive'});
  const service = google.drive({version: 'v3', auth});
  const labelModification = {
    'labelId': 'LABEL_ID',
    'removeLabel': True,
  };
  const labelModificationRequest = {
    'labelModifications': [labelModification],
  };
  try {
    const updateResponse = await service.files.modifyLabels({
      fileId: 'FILE_ID',
      resource: labelModificationRequest,
    });
    return updateResponse;
  } catch (err) {
    // TODO (developer) - Handle error
    throw err;
  }

次のように置き換えます。

  • LABEL_ID: 変更するラベルの labelId。ファイルのラベルを検索するには、files.listLabels メソッドを使用します。
  • FILE_ID: ラベルが変更されるファイルの fileId