アプリデータ フォルダは、アプリがアプリケーション固有のデータ(構成ファイルなど)を格納するために使用できる特別な隠しフォルダです。アプリケーション データフォルダは、その中にファイルを作成しようとすると自動的に作成されます。このフォルダには、ユーザーが直接操作してはならないファイルを保存します。このフォルダには自分のアプリからのみアクセスでき、フォルダのコンテンツはユーザーやドライブアプリからは見えません。
appDataFolder
内のファイルは保存場所(スペース)間を移動できません。詳しくは、ファイルの構成をご覧ください。
ユーザーがマイドライブからアプリをアンインストールすると、アプリケーション データ フォルダは削除されます。アプリのデータフォルダを手動で削除することもできます。
アプリケーション データ フォルダのスコープ
アプリケーション データフォルダにアクセスするには、https://www.googleapis.com/auth/drive.appdata
スコープへのアクセス権をリクエストする必要があります。スコープと、スコープへのアクセスをリクエストする方法については、API 固有の認可と認証の情報をご覧ください。特定の OAuth 2.0 スコープについて詳しくは、Google API の OAuth 2.0 スコープをご覧ください。
アプリ データ フォルダにファイルを作成する
アプリケーション データ フォルダにファイルを作成するには、ファイルの parents
プロパティで appDataFolder
を指定し、files.create
メソッドを使用してファイルをフォルダにアップロードします。次のコードサンプルは、クライアント ライブラリを使用してフォルダにファイルを挿入する方法を示しています。
Java
Python
Node.js
PHP
.NET
フォルダ内にファイルを作成する方法については、フォルダを作成して入力するをご覧ください。
アプリケーション データ フォルダ内のファイルを検索する
アプリケーション データ フォルダ内のファイルを検索するには、spaces
フィールドを appDataFolder
に設定し、files.list
メソッドを使用します。次のコードサンプルは、クライアント ライブラリを使用してアプリケーション データ フォルダ内のファイルを検索する方法を示しています。
Java
Python
Node.js
PHP
.NET
アプリケーション データ フォルダからファイルをダウンロードする
アプリケーション データ フォルダからファイルをダウンロードするには、files.get
メソッドを使用します。詳細とコードサンプルについては、blob ファイルのコンテンツをダウンロードするをご覧ください。