このページには、AdSense Management API に特有の割り当てと制限の一覧が記載されています。これらの制限は、AdSense 全般に適用されるサービス固有の制限(アカウントあたりのチャネル数など)に加えて適用されます。
API レベルの割り当て
AdSense Management API に送信されたリクエストはすべて、リクエストの種類に関係なく、一般的なリクエスト率に基づく割り当てに対してカウントされます。
Google API Console の [割り当て] ページで、これらの割り当ての現在の使用量を確認できます。使用状況アラートや追加のモニタリングを設定することもできます。詳細については、一般的な Google Cloud の割り当ての概要ドキュメントをご覧ください。
この割り当てを超えると、リクエストは HTTP 429 Too Many Requests エラーで拒否されます。エラー メッセージには、超過した割り当ての詳細が含まれます。
説明 | 価値 | メモ |
---|---|---|
単一のユーザーとプロジェクトの 1 分あたりのクエリ数 | 100 | なし |
単一プロジェクトを使用するすべてのユーザーの 1 分あたりのクエリ数 | 500 | なし |
クエリ/日 | 10,000 | 1 日の割り当ては、午前 0 時(太平洋時間)頃にリセットされます。 |
レポートサイズの制限
AdSense Management API で生成されるレポートの最大サイズは、出力形式によって異なります。
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JSON レポート(accounts.reports.generate メソッドで生成されるレポートなど)は最大 100,000 行に制限されています。このサイズを超えるレポートは切り捨てられますが、レスポンスにはレポート全体のサイズを示す
totalMatchedRows
フィールドが含まれます。このフィールドを使用して、切り捨てが発生したかどうかを識別できます。 - CSV レポート(accounts.reports.generateCsv メソッドで生成されたレポートなど)は最大 1,000,000 行に制限されています。レポートのサイズがこの上限を超える場合は切り捨てられます。
レポートの行の割り当て
また、AdSense Management API では、不正な使用を防ぐために、1 日またはそれより短い期間で取得できるレポートデータの合計量にも制限が適用されます。これらの上限を超えると、HTTP 429 Too Many Requests エラーが発生し、「Report row quota exceeded」という関連メッセージとともにリクエストが拒否されます。
その他のリクエストの上限
さまざまなリクエスト パラメータによって、リクエストに対して返されるデータの量を制御できます(たとえば、ページ分割を許可するリクエストの場合は page_size
、レポート生成リクエストの場合は limit
パラメータ)。これらのパラメータが指定されていない場合、デフォルト値は常に最大値です。これより大きい値を指定すると、リクエストは HTTP 400 Bad Request エラーで拒否されます。