会議スペースは、会議が開催される仮想的な場所または永続的なオブジェクト(会議室など)を表します。1 つのスペースで同時に開催できるアクティブな会議は 1 つのみです。会議スペースは、ユーザーが会議を開いて共有リソースを見つけるのにも役立ちます。
以降のセクションでは、会議スペースの作成、取得、更新方法について説明します。
Meet が会議スペースを特定する仕組み
Google Meet REST API は、会議スペースごとに spaces
リソースを生成します。name
フィールドは、リソースのリソース名です。
name
フィールドを使用して会議スペースを識別する方法は次の 2 つです。
space
は、スペースのリソース ID です。形式はspaces/{space}
です。これは、サーバーによって生成される一意の ID で、大文字と小文字が区別されます。例:spaces/jQCFfuBOdN5z
meetingCode
は、spaces/{meetingCode}
という形式のスペースのエイリアスです。入力可能な一意の文字列で、大文字と小文字は区別されません。例:abc-mnop-xyz
。最大長は 128 文字です。これはmeetingUri
:https://meet.google.com/abc-mnop-xyz
の一部です。
会議スペースを管理するには、{name}
フィールドに次の値を使用します。
会議スペースの詳細を取得するには、
spaces/{space}
またはエイリアスspaces/{meetingCode}
を使用します。詳細については、会議スペースを取得するをご覧ください。会議スペースの詳細を更新するには、
spaces/{space}
のみを使用できます。詳細については、会議室を更新するをご覧ください。会議スペース内のアクティブな会議を終了するには、
spaces/{space}
のみを使用できます。詳細については、アクティブな会議を終了するをご覧ください。
会議スペースを作成する
会議スペースを作成するには、spaces
リソースで create
メソッドを使用します。
このメソッドは、spaces
リソースのインスタンスを返します。このリソースには、会議スペースの構成である SpaceConfig
オブジェクトが含まれています。また、会議スペース内の現在の conferenceRecords
リソースへのリンクである ActiveConference
オブジェクトも含まれています。
次のコードサンプルは、会議スペースを作成する方法を示しています。
Java
Node.js
Python
会議スペースを予約する
会議スペースの詳細を取得するには、指定された name
を使用して spaces
リソースの get
メソッドを使用します。詳しくは、Meet が会議スペースを識別する仕組みをご覧ください。
このメソッドは、会議スペースを space
リソースのインスタンスとして返します。
次のコードサンプルは、会議スペースを取得する方法を示しています。
Java
Node.js
Python
スペース名は、会議スペースのサーバー生成の一意の ID に置き換えます。
会議スペースを更新する
会議スペースの詳細を更新するには、指定された name
を使用して spaces
リソースの patch
メソッドを使用します。詳しくは、Meet が会議スペースを識別する仕組みをご覧ください。
patch
メソッドは、オプションの updateMask
パラメータも受け取ります。フィールドの型は FieldMask
です。スペース内で更新するフィールドのカンマ区切りのリストです。
このメソッドは、会議スペースを spaces
リソースのインスタンスとして返します。
次のコードサンプルは、会議スペースを更新する方法を示しています。
Java
Node.js
Python
スペース名は、会議スペースのサーバー生成の一意の ID に置き換えます。
アクティブな会議を終了する
会議スペース内のアクティブな会議を終了するには、spaces
リソースで spaces.endActiveConference
メソッドを使用します。リクエスト本文とレスポンス本文の両方が空です。詳しくは、Meet が会議室を識別する仕組みをご覧ください。
次のコードサンプルは、アクティブな会議を終了する方法を示しています。
Java
Node.js
Python
スペース名は、会議スペースのサーバー生成の一意の ID に置き換えます。