これは、Node.js をベースにした Standard Integration 用 API v3 予約サーバーのリファレンス実装です。
前提条件
以下をインストールする必要があります:
はじめに
Booking Server は標準の Node.js を使用して実装されており、説明のために追加のライブラリやフレームワークは必要ありません。他のフレームワークを使用している場合は、Express.js や MEAN.js など、任意の Node.js ベースのフレームワークにこの実装を簡単に変更できます。
また、この実装では、プロトコル バッファ ライブラリを使用せず、単純な JSON シリアル化とその JSON.parse() メソッドおよび JSON.stringify() メソッドに依存しています。
プロジェクトをダウンロードするには、次のコマンドを実行します。
git clone https://maps-booking.googlesource.com/js-maps-booking-rest-server-v3-skeleton
コードベース全体は、次の 2 つの JavaScript ファイルのみで構成されています。
- bookserver.js - HTTP サーバーとリクエスト処理ロジック(認証を含む)
- apiv3methods.js - API v3 インターフェースを実装するメソッド
ファイルをダウンロードしたら、次のコマンドを実行して予約サーバーを起動できます。
node bookingserver.js
このスケルトンは、すべての受信リクエストと送信リクエストをコンソールに書き込むため、トレースのためにその実行をモニタリングできます。
コードの変更やデバッグに IDE が必要な場合は、Visual Studio Code や任意のエディタを使用できます。Node.js 環境で bookingserver.js を開始してプロジェクトをデバッグし、必要に応じてブレークポイントを設定します。
予約サーバーのテスト
予約テスト ユーティリティをダウンロードします。インストールするには、README ページに記載されているインストール手順に沿って操作します。
テストでは、認証情報を保存するテキスト ファイルを作成する必要があります。たとえば、cred.txt という名前のファイルにユーザー名とパスワードを 1 行で入力します。
ユーザー名:パスワード
テスト用の販売者には、在庫状況フィードのローカルコピーも必要です。下記のコマンド例では、availability.json が在庫状況フィードになっています。
次のコマンドで予約サーバーをテストできます。
- HealthCheck メソッドの呼び出しをテストします。
bin/bookingClient -server_addr="localhost:8080" -health_check_test=true -credentials_file="./cred.txt"
- CheckAvailability メソッドの呼び出しをテストします。
bin/bookingClient -server_addr="localhost:8080" -check_availability_test=true -availability_feed="./avail.json" -credentials_file="./cred.txt"
- CreateBooking メソッドと UpdateBooking メソッドの呼び出しをテストします。
bin/bookingClient -server_addr="localhost:8080" -booking_test=true -availability_feed="./avail.json" -credentials_file="./cred.txt"
独自の予約サーバーを実装する場合は、すべてのテストに合格する(-all_tests=true)という目標のもと、追加のテスト(list_bookings_test、reschedule_test など)を実行する必要があります。