構造化データファイル

構造化データファイルはフォーマットされたカンマ区切り値(CSV)ファイルで、ディスプレイ &ビデオ 360 のリソースを一括で取得して管理するために使用されます。ダウンロードとアップロードは、ディスプレイ &ビデオ 360 の管理画面から行えます。

形式と列の定義の概要については、構造化データファイルのドキュメントをご覧ください。

仕組み

構造化データファイルは CSV ファイルであり、列ヘッダーの一番上の行と、リソースとその設定を表す後続の行が含まれます。構造化データファイルをダウンロード、変更、アップロードして、リソースの設定を一括で管理できます。1 つのファイルは 1 つのタイプのリソースで構成されます。サポートされている各リソースタイプには、列とそのデータ型を定義する独自のファイル形式があります。

CSV ファイルはテキスト ファイルであるため、構造化データファイルは Google スプレッドシートなどのテキスト編集ソフトウェアで手動で編集できます。

構造化データファイル形式はバージョン管理されており、毎年最大 4 つのバージョンがリリースされます。以前のバージョンは定期的に非推奨になり、通常、サポートの終了から 6 か月後に廃止されます。

主なメリット

v6 以降、構造化データファイルでは次のリソースタイプの管理がサポートされています。

  • キャンペーン
  • 広告掲載オーダー
  • 広告申込情報
  • YouTube 広告グループ
  • YouTube 広告
  • 広告枠ソース
  • メディア プロダクト

チームは、構造化データファイルを使用して、ファイルをダウンロード、編集、アップロードして、既存のリソースの更新や新しいリソースの作成を行い、これらのリソースを一括して管理できます。

対象

構造化データファイルとの統合は、ディスプレイ &ビデオ 360 のインターフェースで直接使用できる機能だけでなく、ディスプレイ &ビデオ 360 のリソースの手動管理を最適化したい場合に最適です。

チームはオフラインでファイルの編集や共有を行えるため、構造化データファイルは複数ステップのプロセスに適しています。また、構造化データファイルは標準化された形式であるため、エンジニアリング リソースを持つチームは、必要に応じてファイルの確認や編集を行うスクリプトを作成できます。

構造化データファイルはバージョン管理されるため、時折、新しいバージョンに移行する必要があります。

対応しているプロダクト

Display & Video 360 API を使用すると、構造化データファイルをプログラムで生成、ダウンロードできます。構造化データファイルのダウンロードを自動化すれば、チームが必要なファイルを使用する準備ができたときに、必要なファイルを確実に利用できます。