policies
(ポリシーとも呼ばれます)は、Android Management API のコアリソースです。ユーザーがデバイスに適用できるように、デバイスとアプリの管理設定のグループを作成、保存するために使用します。
policies
リソースを作成または更新するには、enterprises.policies.patch
を呼び出します。policies
リソースを削除するには、enterprises.policies.delete
を呼び出します。
ポリシーの例を見る
さまざまなデバイス設定やシナリオで推奨されるポリシーの例をいくつか作成しました。
デバイスにポリシーを適用する
ポリシーは 1 つ以上のデバイスに適用できます。ただし、1 つのデバイスに設定できるポリシーは一度に 1 つのみです。
デバイスの登録時に、デバイスにポリシーを関連付ける必要があります。これを行うには、登録トークンの作成時に policyName
を含めます。デバイスが登録トークンに登録されると、使用するプロビジョニング方法に応じて、policyName
にリンクされた policies
リソースがデバイスまたは仕事用プロファイルに適用されます。
ポリシーなしで登録されたデバイスは、ポリシーが適用されるまですべての機能からブロックされます。ポリシーが 5 分以内に適用されない場合、登録は失敗し、デバイスは出荷時の設定にリセットされます。
企業のデフォルト ポリシーを設定する
ポリシーなしでデバイスが登録されないようにするには、企業に対してデフォルトのポリシーを 1 つ定義します。これを行うには、指定したデフォルト ポリシーの name
を "default"
に設定します。このポリシーは、デバイスの登録トークンで別の policyName
が指定されていない限り、新しく登録されたすべてのデバイスにデフォルトで適用されます。
デバイスのポリシーを更新または変更する
ポリシーを更新するには、enterprises.policies.patch
を呼び出します。policies
リソースを更新すると、そのポリシーに関連付けられているすべてのデバイスに更新が適用されます。
デバイスに別のポリシーを適用するには、enterprises.devices.patch
を呼び出します。
注: デバイスレベルをきめ細かく管理できるように、デバイスごとに 1 つのポリシーを定義することをおすすめします。デバイスレベルの粒度が必要ない場合、AM API では単一のポリシーを複数のデバイスで共有できます。デバイスごとに複数のポリシーを使用するか、1 つのポリシーを使用するかに関係なく、パッチの自動伝播が発生します。