レポートのレスポンスを処理するのは簡単なことではありません。特に、レポートで選択した実際のディメンションと指標に依存しない柔軟なソリューションが必要な場合はなおさらです。
幸いなことに、レポートのレスポンスは非常に完全で、多くの有用な情報が含まれています。
ヘッダー
ヘッダーで返された情報を使用して、特定の指標の形式を選択できます。指標の種類、通貨、比率、集計など、通貨の種類(金銭的価値の場合)の情報が含まれています。
例:
"headers": [ { "name": "MONTH", "type": "DIMENSION" }, { "name": "CLICKS", "type": "METRIC_TALLY" }, { "name": "EARNINGS", "type": "METRIC_CURRENCY", "currency": "USD" }, { "name": "AD_REQUESTS_COVERAGE", "type": "METRIC_RATIO" } ]
行
ここで実際のレポート結果を確認できます。レスポンスの各行はレポートの行を表し、選択したディメンションに応じて異なる意味を持ちます。
"rows": [ { "cells": [ {"value": "2021-01"}, {"value": "278"}, {"value": "63.12"}, {"value": "0.9998"} ], [ {"value": "2021-02"}, {"value": "39"}, {"value": "8.46"}, {"value": "0.9998"} ] } ]
合計と平均
レポートを作成すると、totals
および averages
ユーティリティ配列も返されます。これらの配列には、該当する指標ごとの値が含まれています。
"totals": { "cells": [ {}, {"value": "317"}, {"value": "71.58"}, {"value": "0.9998"} ] }, "averages": { "cells": [ {}, {"value": "158"}, {"value": "71.58"}, {"value": "0.9998"} ] }
開始日と終了日
相対日付を使用している場合は、算出された開始日と終了日を把握しておくと便利な場合があります。
"startDate": {"year": 2021, "month": 1, "day": 1}, "endDate": {"year": 2021, "month": 2, "day": 28}