マーケティング スペシャリストとデジタル アナリストのための Google アナリティクス
すでにデジタル マーケティングの知識をお持ちで、Google アナリティクスのセットアップ方法や活用方法について理解を深めたいとお考えのマーケターやデータ アナリスト向けのガイドです。業務内容に応じた高度な機能についても解説します。
ステップ 1: データ収集を始める
このセクションでは、ウェブサイトやアプリに対応するプロパティのセットアップ方法、自社にとって価値のあるアクションをコンバージョンとして登録する方法、URL にタグを組み込んでコンバージョンのアトリビューションを適切に行う方法を学びます。
パート 1
プロパティを設定する
Google アナリティクス 4 プロパティを作成し、データ ストリームと Google アナリティクス コードを追加して、ウェブサイトやアプリ向けに Google アナリティクスを設定する方法を確認します。
パート 3
コンバージョンを設定する
自社にとって特に重要なアクションを「コンバージョン」として登録して、詳しく分析しましょう。コンバージョンとして追跡したアクションのデータは、マーケティング活動の改善に役立ちます。
パート 4
Google シグナルを有効にする
Google シグナルを有効化すると、Google アカウントにログインしていて、広告のパーソナライズをオンにしているユーザーと関連付けられたサイト / アプリのセッション データを入手できます。
高度なトピック
ユーザー ID を送信する
自社で生成したユーザー ID をアナリティクスのプロパティに送信して活用しましょう。User-ID 機能を使用すると、自社で生成したユーザー ID を個々のユーザーに関連付けることができるため、さまざまなセッション、デバイス、プラットフォームをまたいで各ユーザーの行動を把握できます。
高度なトピック
外部データをインポートする
外部ソースからデータをアップロードし、アナリティクスのデータと結合しましょう。CRM や CMS といったオフラインのビジネスツールから CSV ファイルをエクスポートして使用できるほか、少量のデータであればテキスト エディタやスプレッドシートでファイルを手動作成することも可能です。
高度なトピック
Measurement Protocol を活用してオフラインのデータを収集する
HTTP リクエストを通して Google アナリティクスのサーバーに直接イベントを送信することにより、ウェブおよびアプリ ストリームのデータの価値をさらに高めましょう。サーバー間やオフラインで発生するインタラクションを測定する際は、特にこの機能が便利です。
ステップ 2: 広告活動を強化する
このセクションでは、Google 広告アカウントをアナリティクスのプロパティとリンクして、カスタマー サイクルの全体像を見渡す方法を説明します。マーケティング活動に対するユーザーの反応や、目標に設定したアクションをユーザーがサイト / アプリ上で達成するまでの流れを把握しましょう。
パート 1
広告アカウントを接続する
Google 広告アカウントを Google アナリティクスのプロパティにリンクして、起点から目標の達成に至るまでのユーザー行動の全体像を把握する方法を確認します。
パート 3
オーディエンスを作成して活用する
オーディエンス機能を使って、自社のニーズに合わせてユーザーをセグメント化する方法を学びましょう。作成したオーディエンスはご利用の広告サービス(Google 広告など)と共有でき、特定のユーザー群にターゲットを絞ったマーケティングが可能です。
ステップ 3: データをビジュアル化する
Google アナリティクスでは、ウェブサイトやアプリからデータを収集して、ビジネスに関する分析情報が得られるレポートを作成します。このセクションでは、あらかじめ用意されているレポートで収集データを閲覧する方法、レポートをカスタマイズする方法、さらに高度なツールでデータにアクセスする方法を解説します。
パート 1
レポートを閲覧する
レポートガイドでレポートに関する基礎を理解し、収集されるデータの種類の例を確認します。レポートは、トラフィックの監視やデータの調査、ユーザー アクティビティの理解に役立ちます。
パート 3
Looker Studio でダッシュボードを作成する
高度にカスタマイズ可能なグラフや表で、Google アナリティクスのデータをビジュアル化しましょう。Google Analytics Data API で利用可能なフィールドのサブセット(該当プロパティ用に定義したカスタム フィールドを含む)を使用できます。
高度なトピック
ディメンションや指標を作成する
イベント パラメータやユーザー プロパティからディメンションや指標を作成して、レポートやデータ探索ツールで目的のデータを手軽に参照できるようにしましょう。
高度なトピック
Data API を使った自動化や連携を行う
Google アナリティクスに対するプログラマティックなアクセス経路を得ることで、カスタム ダッシュボードの構築、レポート関連タスクの自動化、他のビジネス アプリケーションとのデータ連携が可能になります。
高度なトピック
データを BigQuery にエクスポートする
未加工のイベントデータを Google アナリティクス(サブプロパティや統合プロパティを含む)から BigQuery にエクスポートし、SQL 系の構文を使ったクエリで分析することができます。
目的の情報が見当たらない場合
Google アナリティクスのドキュメントを検索して、必要な情報を見つけましょう。