ウェブマスターのためのセーフ ブラウジング情報の追加

2016 年 9 月 7 日(水曜日)

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セーフ ブラウジングではこれまで 9 年以上にわたり、Search Console を通じてウェブマスターの皆様に、サイトのセキュリティに関する問題の解決に役立つ情報を提供してまいりました。たとえば、関連するヘルプセンター記事、有害なコンテンツがないかどうかの診断時に役立つサンプル URL、セキュリティの問題への対処後にウェブマスターからサイトの審査をリクエストするための手順などです。しかしながら、時間の流れとともに、セーフ ブラウジングの対応範囲は、詐欺サイト望ましくないソフトウェアなど、ユーザーの安全に対する新たな脅威にまで広がってきています。

そこで Google では、ウェブマスターの皆様が抱える問題の解決に寄与するため、セキュリティ問題に関して Search Console でご利用いただけるレポートに新しい情報を追加しました。

今後は、マルウェア詐欺目的のページ有害なダウンロード一般的ではないダウンロードなど、セーフ ブラウジングで検出された 6 種類のセキュリティ問題に関する詳しい説明をご覧いただけます。こうした説明から、セーフ ブラウジングにおいて検出された問題について背景や詳細を把握することが可能です。また、各タイプの問題に合わせた推奨策もご確認いただけます。たとえば、問題の原因を特定するのに役立つサンプル URL や、問題を解決するための具体的な修正方法などです。

セーフ ブラウジング チームでは、現時点でサイトにセキュリティの問題が生じていなくても、Search Console にサイトを登録することを強くおすすめしています。問題が発生した際は早急に対処していただけるよう、Search Console から通知をお送りします。

Google の目標は、ウェブマスターの皆様がユーザーにとって安全かつ安心なブラウジング環境を提供できるようサポートすることです。新しい機能についてご不明な点やフィードバックなどがありましたら、ぜひ Google ウェブマスター ヘルプ フォーラムまでお寄せください。トップレベル ユーザーや Google 社員が対応いたします。

ウェブ セキュリティの現状を把握し、ウェブ セキュリティ対策の安全性を高めるためのセーフ ブラウジングの取り組みについては、セーフ ブラウジングの透明性レポートで Google がまとめた傾向や調査結果をご覧ください。ハッキングされたサイトに対処するウェブマスターやデベロッパーの皆様を対象に Google が提供している各種ツールに関心をお持ちの場合は、こちらの動画で概要をご覧いただけます。