このドキュメントでは、Management API を使って Google アナリティクス リマーケティング ユーザーリストを管理する方法について説明します。
はじめに
Management API を使って、Google アナリティクスのプロパティのリマーケティング ユーザーリストに対して create
、get
、delete
、list
、update
、patch
を実行できます。リマーケティング ユーザーリストの仕組みについて詳しくは、ヘルプセンターでアナリティクスのリマーケティング ユーザーリストについてをご覧ください。
使用例
リマーケティング ユーザーリスト リソースでは、get、delete、list、patch、update がサポートされています。ただし、主な使用例は次のとおりです。
リマーケティング ユーザーリストを一覧表示する
プロパティのすべてのリマーケティング ユーザーリストを一覧表示するには:
- Management API または Account Explorer を使って、
accountId
とwebPropertyId
を取得します。 - リマーケティング ユーザーリスト リソースの
list
メソッドを実行します。
リマーケティング ユーザーリスト リソースの list
メソッドについて詳しくは、API リファレンスをご覧ください。
新しいリマーケティング ユーザーリストを作成する
プロパティの新しいリマーケティング ユーザーリストを作成するには:
- Management API または Account Explorer を使って、
accountId
とwebPropertyId
を取得します。 - Management API または Account Explorer を使って、
linkedViews []
プロパティのビュー(旧「プロファイル」)の ID を取得します。 - Google 広告リンク コレクションを使用して、
linkedAdAccounts.linkedAccountId
の Google 広告アカウント ID を取得します。- 現在のところ、
linkedAdAccounts[]
プロパティに設定できるlinkedForeignAccount
は 1 つのみです。 linkedAdAccounts[].type
はADWORDS_LINKS
、DBM_LINKS
、MCC_LINKS
、OPTIMIZE
のいずれかに設定できます。
- 現在のところ、
- オプションのセグメント コレクションを使用して
includeConditions
のsegment
プロパティを設定します。状態ベースのユーザーリストを作成する場合は、excludeConditions
について同様の手順を行います。なお、セグメントの定義について詳しくは、セグメント リファレンスをご覧ください。includeConditions
には、必要に応じてmembershipDurationDays
およびdaysToLookBack
の値を設定できます。excludeConditions.exclusionDuration
は、必要に応じてPERMANENT
に設定できます。
- リマーケティング ユーザーリスト リソースの
insert
メソッドを実行します。
API を使うと、2 種類のユーザーリスト(SIMPLE
と STATE_BASED
)を作成できます。SIMPLE
ユーザーリストの場合は、一致条件の segment
で audienceDefinition
のみを作成します。このとき、NOT 演算子(「!
」)は使用しません。除外条件を含める必要がある場合は、statebasedDefinition
を定義する必要があります。詳しくは、状態ベースのユーザーリストやリファレンスのサンプルをご覧ください。
既存のリマーケティング ユーザーリストを更新する
プロパティの既存のリマーケティング ユーザーリストを更新するには:
- すでにリマーケティング ユーザーリスト ID を把握している場合は、
get
を呼び出すことができます。それ以外の場合は、list
を呼び出して、更新するユーザーリストを選択します。 - 任意の書き込み可能なフィールドを更新し、
update
を呼び出して、更新したユーザーリスト オブジェクトを渡します。