ユニバーサル アナリティクス(UA)は 2023 年 7 月 1 日にサポート終了となります。この日以降、UA でデータを処理することはできません。また、アナリティクス 360 プロパティも 2023 年 10 月 1 日にサービス提供が終了します。Google アナリティクス 4 に移行する

例外を測定する

コレクションでコンテンツを整理 必要に応じて、コンテンツの保存と分類を行います。

例外を測定すると、ウェブページで発生するクラッシュやエラーの件数と種類を測定できます。このページでは、gtag.js を使用して Google アナリティクスに例外を送信する方法を説明します。

実装

エラーが発生したときに、Google アナリティクスに例外イベントを送信します。

gtag('event', 'exception', {<exception_parameters>});

<exception_parameters> は、パラメータと値のペア(複数可)です。各ペアをカンマで区切ります。たとえばこのコマンドでは、例外として致命的でないエラーが送信されます。

gtag('event', 'exception', {
  'description': 'error_description',
  'fatal': false   // set to true if the error is fatal
});

例外パラメータ

次の表は、例外パラメータの一覧です。

パラメータ名 データ型 必須 説明
description string × エラーの説明。
fatal boolean × エラーが致命的な場合は true

関数が次の場合:

function divide(x, y) {
  if (y === 0) {
    throw "Division by zero";
  }
  return x/y;
}

次のコードは、除数 y がゼロの場合に exception イベントを Google アナリティクスに送信します。

var x = document.getElementById('x').value;
var y = document.getElementById('y').value;

try {
  var r = divide(x, y);
} catch(err) {
  gtag('event', 'exception', {
    'description': err,
    'fatal': false
  });
}